来年のARに期待する

NHKの第9を聴きながら,今年最後のブログを書いています。

今年も色々なことがありました。皆さんのおかげで楽しく過ごさせていただきました。特にCIF18は本学の公立化とも合間って,市民との対話のきっかけになったのではないかと思います。

それにしても,この歳になって新たな学会に入会して発表することになるとは考えても見なかったことです(笑)。来年も新たなアイデアがあり,楽しみです。

そんな中,以下のブログを見つけました。

VR/AR/MRはこうなる!業界キーパーソン30名が語る2017年と2018年【国内編】

私たちの研究室でもVRやARを使った新たなチャレンジを行いっていますが,何と言っても今年はAppleがARKitをリリースしたことで,iPhoneなどで手軽にARを扱えるようになりました。既に,数年前からARに関する企業買収を行うなどその動きに注目して来ましたが,ついに動き出したという感じです。恥ずかしながら,今年は日本人間工学会北海道支部様の学会でAR絡みの講演もさせていただきました(11月11日)。

自分はサービス面からARに注目しているので,ゲームのことはよくわかりませんが(ポケモンGoは息長く頑張っているようですが),まだ,キラーコンテンツというものは見えていません。上記のブログでも,まだ皆にチャンスがある,といったところでしょうか。

Appleに関して言えば,自らのゴーグルなどのデバイスは発表していないことから,どのような方向性を出そうとしているのか,まだ見えていません。そんな中,曽我研究室では第6世代のiPod touchとゴーグルを使った実験を行いました。iPod touchについてはもはや時代から消え去ろうとしているように思われています。確かにその目的はiPhoneに受け継がれてしまったと思います。しかし,第6世代のiPod touchにはモーションセンサーなどiPhoneの搭載されている各種センサーが実装されているので,VRやARはもちろん最新のiOSが使えるのです。

Appleは,ひょっとすると第7世代のiPod touchもしくはそれに変わる何かでARやVRを取り込もうと考えているのかもしれません。

少々脱線しますが,最近のAppleは品質管理面がおろそかになっています。ジョブズがいれば何人かの首が飛んでいたことでしょう。どうも,背景の一つにはApple本社のデザインがあったのかもしれません。本来デザイン部門を統括するジョナサン・アイブが本社デザインにせいを出していたらしく,先日の本社ビルの完成と相まってデザイン部門への復帰などの人事発表がありました。この間,iMac ProやApple Pencilなど既存のデザインやありふれたものが登場するごとに落胆させられていましたが,この傾向がどうなるのかも次年度以降に注目したいところです。

間も無く除夜の鐘。来年も楽しみな一年になりますように。

ありがとうございました。

VRを用いた卒業研究が佳境に

千歳科学技術大学曽我研究室では,VRを用いた教育向けサービスの実証実験をはじめました。

この秋,PCカンファレンス北海道2017(室蘭工業大学)で発表した内容を実装しました。対象は札幌国際大学博物館で学芸員資格を目指す学生さんです。どの博物館でも学芸員の方は身を乗り出させるような話を聞かせてくださいますが,勿論,一朝一夕にできることではありません。札幌国際大学博物館にお邪魔して,問題の発掘や現状の把握と解決方法について議論を重ね,こうした来館者向けの解説練習を支援するシステムを,本研究室の学生がFileMakerを使って作成しました。

特に,昨今注目されているVRを取り入れました。これは,練習する学生さんたちが,自宅やアパートなどではモチベーションが上がらないだろうと考えて,導入することを決めました。

他にも,それぞれの発表に対してピアレビューを行ったり,資料などを共有する機能などをFileMakerを使い,実装しました。実際には,スマホ世代の学生さん向けにFileMaker Goを用いるカスタムAPPとしました。とはいえ,FileMakerにはVR機能はありません。そこで,instaVRで博物館の主だったケースのVRコンテンツを作成し,そのURLを参照する方式を採用しました。

今日は,被験者の学生さんたちに実験同意書や機材の貸出し,使用方法やインフォームドコンセントなどを説明させていただきました。札幌国際大学の学生さんも週末までに卒業論文を提出する予定だそうで,お忙しい中をご協力いただき,感謝しております。

成果が上がることを期待したいと思います!

千歳科学技術大生がiPad と FileMaker を利用した業務システム作成体験セミナー」(札幌)に参加

FileMaker社主催の「【初心者向け】 iPad と FileMaker を利用した業務システム作成体験セミナー」(アスティ45,札幌)に参加してきました。

これまでにも色々とお伝えしたきたように,本学はFileMaker社とキャンパスプログラムという提携を結んでいます。学内の全ての教育用PCにはFileMakerがインストールされていて,学生は自由に使うことができます。

例年ですと2年生前期に開講されていたFileMakerを活用する授業が,カリキュラム変更の狭間にある今年は非開講となり,現在の2年生たちは3年時秋まで授業を待つ必要があります。そんな折,FileMaker社主催の「【初心者向け】 iPad と FileMaker を利用した業務システム作成体験セミナー」が札幌で開催されました。本学のFileMakerサークルの1〜3年生の学生や私の研究室で活動する3年生,曽我研究室の活動に興味があるという2年生などに声がけしたところ,5名の学生たちが積極的に参加してくれました。

土曜日の午前10時から午後1時までのセミナーでしたが,FileMaker初心者の2年生などもFileMakerの基本構造や操作などを十分に理解でき,非常に濃い内容でした。私もプロの講師による講義のツボなど大変参考になりました。

終了後,学生たちと軽食を取り解散しました。これからの学生たちのFileMakerを使った活動に大いに期待したいと思います。

3年生が早速,基礎実験

先日,曽我研究室への配属が決まった3年生ですが,早速研究室活動を手伝ってくれています。本学では,3年時終了時点で研究室配属を決定し,その後4年生以降,科目の一環として「卒業研究A」(春)および「同B」(秋)が始まります。従って,この時期の活動は全くの自主ゼミということになります。なお,今季は4年生の卒業研究Bが月曜日と木曜日に開催されています。3年生の都合を聞くと木曜日は参加できるとのことで,4年生と一緒にゼミを行っています。

本研究室で住宅メーカー様と行なっている温度センサーに関する研究活動ですが,断熱処理を施した屋内の温度傾向を把握したく,3年生に頑張れと言ったところ,自前で実験器具を工作し,夜遅くまで作業をしてくれています。

これまで,様々な活動を行ってきた本研究室ですが,初めて理工学部らしい(笑)実験を行っています。成果もそこそこ分かり始め,温度センサーを使った実験に寄与してくれそうです。

頑張れ3年生!

三年生歓迎会

今年も曽我研究室に,精鋭の三年生T君,M君が配属されました。

少々遅くなりましたが,先日4年生主催による歓迎会を千歳駅周辺で行いました。これまで,歓迎会などで全員が揃うことが少なく,写真を公開する機会が乏しかったのですが,今年は以下に示します!早速彼らが頑張っている様子は別に書き込みます。先ずは,配属おめでとう!

住宅センサーシステム

千歳市内のハウスメーカー様と共同で,住宅センサー(フランスのNetatmo)を用いた研究活動が佳境を迎えています。

先ずは,当初より予定されていた二軒お隣に引っ越し(笑)。これが大変。前日夜から千歳市は大雪に。対象家屋がモデル住宅のため,普段は住人が不在です。そこで,関係者で雪かきです。それも,移設元と移設先二軒分です。この日は札幌も大雪で,私は自宅の除雪を済ませてきたばかり,三軒分の除雪は少々キツかったです。

さて,除雪後はセンサーの移設です。ハウスメーカー様がセンサーに可愛らしいチラシを付けてくれていました(笑)。Netatmoのセンサーはデザインがオシャレなのでメーカー様には好評です。ハウスメーカー様が,外に設置するセンサー用に百葉箱を作ってくださいました!流石は建築業者様!と感激いたしました。

センサーは5分に一回各種データをNetatmoのクラウドにアップロードしています。Netatmoのアプリも大変よくできていますが,我々はFileMaker16がJSON形式をサポートしたので,クラウドにアクセスして独自データベースを構築し,これをiPadで可視化します。

移設後は新居のWi-Fiに設定をし直しました。センサーには個別に名前をつけることができるので,新居の部屋に合わせた分かりやすい名前に設定し直します。

将来的に,複数のモデル住宅に設置することを念頭に,センサーの管理もできるようにFileMakerでアプリ設計を行います。

こうして千歳市の気象情報を目の当たりにすることが多い曽我研究室ですが,とにかく千歳市の寒さには驚かされます。先日など,こちらのモデル住宅周辺の外気温が氷点下15度を下回っていました。

研究を担当しているT君も間も無く研究の取りまとめに入ります。頑張ってください!