ドローンワークショップ無事終了-小学校プログラミング教育に関する研修会

小学校プログラミング教育に関する研修会(北海道大学)で,主に学校の先生方を対象に,Swift Playgroundsを用いたドローン体験会を行いました。本研究室からは3年生4名と,4年生2名が参加しました。

これまで,私たちの研究室で行ってきた取り組みを実際に体験していただきました。今回は研究室の3年生を中心に対応してもらいましたが,これで4年生から様々なことを引き継いでくれたと思います。ワークショップですから,ただ,現地に物を運んで飛ばしておしまいというわけにはいきません。あれやこれやと工夫を凝らすことが重要です。いくつかの新たなアイデアも見られました。体験された多くの方が喜びの声を上げてくださり,成果を実感できましt。最後にはグループディスカッションもお願いするなど,今後の活動に必要な様々な知見を頂戴することができました。

学生たちも,ご参加いただいた多くの方がから声がけをいただきましたが,これを糧に卒業研究など次のステップに向けて頑張りましょう。まずはお疲れ様でした!

プログラミング教育の事例紹介検討会・ドローンプログラミング体験会:

ドローン初フライト

「IT25・50ライブビューイング・まちライブラリー@千歳タウンプラザ」開催

千歳科学技術大学(SNC可視化プロジェクト,曽我研究室など)では,「IT25・50」の趣旨に賛同し、千歳市内で「IT25・50ライブビューイング・まちライブラリー@千歳タウンプラザ」を実施いたします。

このライブビューでは,「パーソナルコンピュータ」の父と呼ばれ,今もお元気なアラン・ケイ氏の基調講演をロンドンから遠隔中継(字幕あり)を「まちライブラリー@千歳タウンプラザ」で行い,その知見を市民,学生の皆様やIT企業など多くの方と共有したいと考え,千歳科学技術大学・曽我研究室などの有志がSNC可視化プロジェクトの一環として提供するものです。
アラン・ケイは,当時彼が関わっていた多くのプロジェクトと現代のICT社会を見比べて(後述),思うところがあると聞き及びます。今回のインターネット中継の中でそうした思いを語ってくれるかもしれません。また,これからICT社会に飛び立つ若者諸君にもきっと参考になると思います。

IT25・50:
http://it2550.net

SNC:SNC特設サイト
https://snc.chitose.ac.jp

IT25・50ライブビューイング・まちライブラリー@千歳タウンプラザ:
インターネット商用化25周年&ダグラス・エンゲルバート「The Demo」50周年記念シンポジウム

アラン・ケイについて(曽我聡起):
1970年代にゼロックスのパロアルト研究所でマウスを用いたGUI(グラフィカルユーザインターフェース)やLANに対応したAltoの開発や,オブジェクト指向プログラミング環境であるSmalltalkなどを用いて,子供向けのワークショップを積極的に行うなど,日本でも間も無く始まる,プログラミング教育の先駆けとなるような活動も行なった(当時の子供たちによるアニメーションや音楽などがYoutubeで見ることができる)。パロアルト研究所でのAltoの様子を見たスティーブ・ジョブズらは,そのアイデアをApple社のLisaやMacintoshの参考にしたと言われている。こうした研究活動の中,アラン・ケイは暫定ダイナブックと呼ぶ端末環境をデモしていた。これは,現在のiPadなどタブレット端末にも似ている。その後アラン・ケイは1984年から1997年までApple社のフェローとなった。

開催日:
2018年12月10日(月曜)18時15分〜

会場:
まちライブラリー@千歳タウンプラザ
http://machi-library.org/where/detail/2437/

参加費:
無料

ライブビューイング・プログラム:
・18:00 受付開始
・18:15 事前レビュー「Pre パーソナルコンピュータ時代 〜あの頃」(曽我聡起,千歳科学技術大学教授)
・18:30 シンポジウム開始
・18:45 アラン・ケイ基調講演
・19:25 アラン・ケイを交えたディスカッション(東京三田主会場から中継)
・19:50 終了

音声について
ロンドンからの遠隔中継を東京三田主会場経由で、オリジナル(英語)と日本語同時通訳で行う予定です。

注意事項
・ライブビューイングは,YouTubeライブでの配信をプロジェクターで上映します。
・視聴品質は、インターネット回線の状況に影響を受けますことをあらかじめご了承ください。
・当日の予定などに関しまして,インターネットの回線状況などにより急遽変更になる場合があります。ご了承ください。

札幌国際大学の学生さんと共同ゼミを実施

本学と学術協定を結んでいる札幌国際大学の坂梨先生の学生さんにお越しいただき,共同ゼミを行いました。

今回は,QRコードの概要を理解しつつ,本研究室で開発したQRコードなどを用いたアプリケーションやiBooks Authorを用いたBooksファイルの可能性などについてご紹介し,勉強しました。

その上で,これらの技術を用いて化石や歴史的な産業物などを観光資源に活かせないか,アイデア出しを行いました。

異なる分野の大学同士が各々の知見を持ち寄って問題解決できないかを検討する試みは大変,エキサイティングな体験でした。

是非,またやりましょう!

PCカンファレンス北海道2018でプレゼンテーションスキル賞

今年もPCカンファレンス北海道実行委員会,コンピュータ利用教育学会(CIEC)北海道支部による「PCカンファレンス北海道」(2018年11月3,4日, 北翔大学「北方圏学術情報センターPORTO」)が開催されました。今年は,両日ともに素晴らしい天気に恵まれました。

今年は本研究室から三名が発表を行いました。その中で,伊藤優さんの発表「小学校のプログラミング教育必修化における教育の手法に関する報告」がプレゼンテーションスキル賞を受賞いたしました。おめでとうございます。曽我研究室では初代学生らが同賞を受賞して以来となります(PCカンファレンス北海道2015(2015.11.14-15,北見工業大学))。研究室のすべての学生諸君は,これを励みに一層精進してください。

・受賞の様子(動画):

・PCカンファレンス北海道2018:プレゼンテーションスキル賞,コンピュータ利用教育学会(CIEC)

学生がPCカンファレンス北海道2018で賞を受賞しました:千歳科学技術大学

2018-19年度曽我ゼミ全員集合

2018年度の研究室配属が終了し,2018-2019年の曽我ゼミ生が集合しました。

ここ数週間は木曜日の合同ゼミを「まちライブラリ@千歳」で行なっていますが,今日は,週末に開催される「PCカンファレンス北海道2018」における直前発表練習でした。今年は,4年生2名に加えて3年生一人が発表します。D会議室のVRビューを以下に示します。

発表練習終了後,曽我ゼミ恒例の集合写真を全員で撮りました。もちろん,iPhoneを使いApple Watchでシャッターを切りました。さあ,いよいよ3年生を交えて,4年生は卒業研究最後の追い込みです。頑張れ!