先にお書きしたように世間ではWordPressの脆弱性によりトラブルが発生しているようですが、こちらのサイトは早々にアップデート対策を行いました。
アップデート対策のお陰かどうかわかりませんが、iPadのSafariでWordPressメディアをアップロードしようとしたところ、iPadの写真ライブラリは元よりiCloudにもアクセス可能になっていることが分かりました。Mac/iOSユーザーによって、これは大変重宝します。
Soga Laboratory
詳細については駿河台大学の斎藤先生が以下にご紹介されていますので参照してください。
http://www.tekwind.co.jp/specials/GEC/entry_256.php?target=12805
写真が実機の様子です。一見すると、新しいMacに見えるかもしれません(笑)。来年度実証実験を行う際にMac miniをMoodle Serverとして利用する予定です。その際にモニターがあった方が便利だろうということで購入したものです。本来は上記の斎藤先生がお書きのように、プロの写真家などが現場で画像のチェックなどを行う目的で商品化されたのかもしれません。
まだ、Mac miniには繋げていませんが、上記はMacBook ProのHDMI端子経由で接続して見た際の様子です。電源はUSB経由なので外部アダプタは不要です。HDMIで接続した際には遅延なくフルHDでMacのデスクトップが表示され、実用になるな、と思いました。現在、Mac mini Serverは開発中なので手元にありませんが、戻ってきたら改めてご紹介したいと思います。
■ WordPressの脆弱性突く攻撃が激増、6万以上のWebサイトで改ざん被害
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1702/09/news064.html
我々のこちらのページもWordPressで構築されています。サイト構築などをお願いしている三玄舎さんが,早速に最新セキュリティ対策版にアップデートしてくださいました。いつもありがとうございます!
おかげさまで今年も無事に4年生の卒業研究発表が終了しました。
彼らの切り開いてくれた道の上を3年生たちが進んでいきます。
この例では,外部ファイルと連携だけ行い,自身のファイルにはテーブルやフィールドを持たないソリューションの作り方を示します。こうしたソリューションはメンテナンスが発生する際に,全てを入れ替えをしたくない場合など,上手に作れば一部機能は稼働したままシステムのバージョンアップなどの際に便利です。また,インターフェース部分をこの方法で作っておけば,インターフェースの変更の際などトラブルを防ぐことにもなります。
※1:外部ファイルの定義
外部ファイルの定義はファイル>管理>外部データソース…から指定することもできる。指定後リレーションの設定などを行う。
Appleテクノロジー研究所(http://appletechlab.jp)の松田さんと小説書きを支援するツールについてやりとりをしていました。小説を書くといっても中々厄介なもので、登場人物の設定やいつどこで何をしてきたかなど、長編になればなるほどしっかり管理しておかないとつじつまが合わなくなることも出てきます。Mariner Software社のStoryMillというMac版のソフトがこうした用途には向いていることがわかりました。しかも、このアプリケーション、調べてみると結構長寿なんですね。残念ながらメニューなどは日本語化されていないのですが、ひょっとすると近いうちに松田さんが紹介してくれるかもしれません。この先、ちょっとストーリー性のあるコンテンツを作らなければならない可能性があり(勿論研究がらみですが)、その際はStoryMillを使うことがあるかもしれません。
StoryMill:
http://marinersoftware.com/products/storymill/
このMariner Software社からMacJournalというソフトも出ています。これまた息の長いソフトウェアで、論文などを書くにはこちらがお勧めと言われました。調べてみると、こちらはiPad版も出ていました。私は、今や、自宅のメイン作業環境がiPadなので、先ずはこれを使ってみることにしました。何れ、Mac版と連動させながら使ってみたいと思います。
Mariner Software「MacJournal for iPad」:
https://appsto.re/jp/13Cvx.i
Mariner Software社はMacの世界ではコツコツと渋いソフトウェアを出し続けてくれています。本当にありがたいメーカーです。
昨年に引き続き、今年も曽我研究室では大学祭に出展をしました。
学生さんたちが工夫をしてブースを作ってくれました
今年も目玉はドローン!本学種編は空港隣接地のためドローンの飛行禁止区域に設定されています。このためドローンは屋内で飛行させます。今年はあいにくの雨模様でしたが、そういうわけで飛行には影響がありません。ドローンは子供達に人気です。ロールや宙返りを見せると大喜びです。興味のある大人や卒業生らは色々と質問してきます。
また、VRも子供達に人気です。HMDにiPod touch(第6世代)を入れて見せると目を輝かせていました。
このほか、入試課で作成した研究室を漫画で紹介した「研Q探Qカーギーズ」も子供達に配布しました。
さて、来年の学生たちはどのような展示をしてくれるでしょうか!
というわけで(?)FileMakerカンファレンス2016でお話しさせていただきます。
昨年度は、本学非常勤講師の有賀先生と学生さんが登壇されましたが、今年は私と札幌国際大学の川名先生が登壇します。昨年度、初めてFileMakerカンファレンスを拝見しましたが、何しろ歴史の長いアプリケーションのカンファレンスだけあり、奥が深いんです。特に医療系の方々などは、一般登壇者とは別の控え室になっていたりします(笑)。これは、ある意味でFileMakerを理解(勉強)する際に効いてくる部分でもあります。つまり、ベテランと初心者の間の人たちが苦労することになります。
私は、といえばファイルメーカー社の「FileMakerキャンパスプログラム 」のお陰で授業成果が出ているわけでして、その点をご報告させて頂こうと考えています。千歳科学技術大学とFielMaker社のキャンパスプログラムについては毎日コミュニケーションズ社の以下のブログでも紹介されていますので、参考にしてください。
プログラミング不要の自作スマホアプリで身近な問題を自ら解決! 千歳科学技術大学 情報デザイン学に潜入
FielMakerカンファレンス2016に参加ご希望の方は上記リンクよりご登録ください。
昨年度もVRの応用に関する研究を何件か実施しましたが,今年も可能性を模索しています。
アマゾンでVHDをチェックしているのですが,毎月のように新しい製品がどんどん出てきます。すでに,今年度は2眼タイプのものを2機種購入してみました。
一つはiPhoneなどをボディに収納するタイプのものです。入れてしまうと全くiPhoneの操作ができないという欠点があります。ボディも結構大きめです。
もう一点はアダプタタイプ(?)のものです。こちらは,持ち運び時には折りたたんでポシェットに入れておき,使う際にiPhoneに装着するタイプです。装着したままでも多少のアプリ操作は可能でした。
現在検討中の解決策はiBeaconでFileMakerの画像を切り替えるというものですが、結構敷居が高いです。一つはVRビューモード対応のJSライブラリが少ないということです。無いわけではありません。あります(笑)。RICOHのtheta対応のものです。現在、こそこそと(笑)トライアル中です。
さて,学生さんたちの反応は?
なんとも3ヶ月近くブログ更新を怠ってしまいました。この間,色々とありまして…(汗)。
事後報告になりますが,まずは学会関連から。
8月,夏休みは教育学系の学会が目白押しです。何しろ,日本全国の小中高大の先生方が集まれる機会は,お盆前後しかありません。北海道の高校などはお盆明けするとまもなく授業が始まります。というわけで,毎年この航空券と宿泊代の高い時期にあちこち行かなければなりません(涙)。
まずは,アイキャッチ画像になっているCIEC(コンピュータ利用教育学会)の全国大会「2016PCカンファレンス」(8月10日から12日)です。今年は大阪大学豊中キャンパスで開催されました。大阪はもちろん暑かったです(笑)。宿泊地のすぐ近くのホテルに北海道の高校野球のチームも泊まっていました。高野連北海道あたりがまとめて斡旋するのでしょうか?今年の北海道は北海学園とクラーク高校でしたね。
PCカンファレンスで興味深かったのが,基調講演1で小林傳司先生(大阪大学理事・副学長(教育担当))がご紹介くださった大阪大学のICT教育の歴史です。なんと,Apple創業者の一人スティーブ・ジョブズがAppleを追われた後,教育機関に特化したNeXTを採用していたというくだりです。教育学系の学会ではAppleユーザーが大変多いのですが,この話は忘れ去られていたようで,皆一様に驚いていました。
私としては大阪大学のNeXT以降が今ひとつ,といいますか,NeXTの次にリプレース(おそらく普通のパソコン)する際にNeXTをどのように評価したかが気になりま
した。また,NeXTに触れた学生さんたちに何か影響を与えていなかったのかも気になるところでした。ブログなどを調べましたが,遠い過去のことで記録などはあまりありませんでした(大阪大学でNeXTを使ったというブログはありました)。
PCカンファレンスで関連する発表を3本終えて,そそくさと北海道に戻り墓参りなどを終えると,今度は京都で「日本デジタル教科書学会第5回年次大会」(8月20日から21日,京都産業大学むすびわざ館)です。こちらは大阪以上に暑かったです。37度の猛暑でした。しかし,PCカンファレンスを終えて再び戻ってみると,なんと北海学園高校はまだ甲子園で頑張っていました!(決勝進出)これには感激。彼ら,この暑さの中で戦い続けていたのですね。こちらの学会はどちらかというと小学校から高校までの先生方が一生懸命発表してくださいます。
興味深かったのが,出展されている企業さんたち。申し上げるまでもなく,現在小学校,中学校の先生方は2020年までのタブレット導入に向けて様々な取り組みを行っています。そのタブレットは大半がiPadです。ところが,出展されているメーカーさんの多くが古くからのPCベースのものが多いのが目につきました。少なくともディスプレイしているのはWindowsが多かったです。このギャップの大きさに驚きました。想像するにiOS向けソリューションを開発するための
開発者確保などに投資できなかった(しなかった)のでしょうね。大きなツケになりました。
そんな中,興味を引いたのがkubiというタブレットの台座。遠隔で上下左右に動くのでFaceTimeなどで遠隔会議などする際に便利という代物です。これを見て思い出したのが,NHKで放送された分身ロボットの話題です。すでにアメリカなどでは何らかの事情で登校できない子供たちが自宅にいながらカメラを搭載した台座(分身ロボット)を遠隔操作するという内容です。kubiは固定式ですが,それに近いものを感じました。
http://kubi-robot.com
・“ドラえもんの世界”が実現!? ~“分身ロボット”が社会を変える~
http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3829/index.html
これを体験型農場観光などに使えないかと画策しているのですが,もう少し安価でしたらねえ。
というわけで,夏休み中の学会はこれで終了です。北海道に戻ってきてからは月末の論文投稿に向けてメンバー共々多汗を流しました。名古屋大学のN先生,本当にお世話になりました。餃子の王将一号店の味噌だれはおいしかったです(笑)。