私のiMacは27インチのLate 2013という4年前に購入したモデルです。Macは長持ちするので例に漏れず私のiMacも立派に現役です。
とはいえ,悩ましい問題もあります。それはドライブのアクセス速度です。このiMacのドライブは価格の安い1TBのハードディスク型です。これが,最近遅く感じ始めました。研究室のMacBook Proは年式は同じ2013年モデルながら,ドライブがSSDですので遅いと感じることはほとんどありません。あいにく,iMacはドライブ交換ができません。
そこで,一計を案じたのが内蔵ドライブの代わりにSSDの外部ドライブをThunderboltで接続してこれを起動ドライブにするというものです。手元にその昔購入したLacieのThunderboltのドライブ(2.5インチ,512GB 2機搭載)があったので,分解してみました。このドライブはソフトウェアRAID0(1TB)で使っていたのですが,元々5600回転/分という低速なディスクだったのでベンチマークスコアは低いものでした。
物は試しと,これまた手元にあったIntelのSSD(250GB)を一台だけ装着してiMacに接続してベンチマークを取ってみました。結果は良好でたまたまMacBook用のシステムがインストールされていたので起動してみたところ見事に瞬時で起動しました。以下にベンチマークの例を示します。
左側がSSD,右側はUSB3.0の5インチドライブの例です。確かにUSB3.0ドライブは高速ですが,特に読み込み速度などはSSDが圧倒的に高速であることがわかります。
この外部ケースには冷却用ファンがあるのですが,残念なことに,このファンが常に全開で回転する様です。ハードディスクだとセンサーが結線されているのかもしれません。
外部ドライブでも高速起動できるのは魅力ですし,大容量のSSDも安価になってきていますが,このファンだけは頂けないので移行には躊躇しているところです。さて,どうしましょうかねえ。
ちなみに,スペックは違いますがMacBook Pro (Retina, 13-inch, Early 2013)の内蔵ドライブのベンチマーク結果は以下の通りです。比べるのが嫌になりますねえ(笑)。