無水アルコールでプラスチック製品の汚れを落とす

先日,研究室に持ってきたBOSEのリング式ボチュームスイッチがベタベタになり弱っていたところ無水性アルコールでふくと良いというブログを見つけました。自宅に無水性アルコールがあったので早速試して見たところ,びっくりするほど綺麗になりました。

気を良くして古いiMacのボール式マウスも試して見ました。今更マウス?と思われるかもしれません。個人的にはトラックパッドやマルチタッチディスプレイを使うことがほとんどなのですが,先日MoodleサーバーをMac miniに構築した際に,この懐かしのマウスを使ったものです。

このマウスの場合,表面はそれほどべたつきませんでしたが,裏側のリングの部分(以下の写真だと青い部分)とケーブルのべたつきがひどく,拭き取って見ました。使用感はほぼべたつきはなくなり気持ちよく使えます。ついでにボールも拭いておきました(笑)。

 

研究会終了しました

科研費事業の一環として行いました研究会「ボトムアップから始めるデジタル教科書を用いた授業と著作権に関する勉強会」が無事終了いたしました。

直前に体調不良となるなど、個人的に心配したのですが、無事完了いたしました。ご参加、ご発表頂いた皆様に深く感謝致します。

個人的にいい企画だったと思います。デジタル教科書(iBooks Authour)という切り口でこれを補完する教材共有サイトを通じて著作権を考えるというのはイメージしやすかったと思います。また、ゲストスピーカーである川名先生、中村先生、布施先生という蒼々たるメンバーによるご発表は濃密なものでした。

今回の研究会を経て自分自身、ファイルを共有する際の範囲指定の考えが変わりました。

まら,参加者からは、AppleTVを用いて端末を切り替えながらの進行が興味深かったという感想がありました。我々にしてみるといつも研究室などで普通に行なっていることですが、AppleTVをご存知ない方には新鮮だったようです。本当に教育には最高です。

今回の経験を来年度の研究活動に繋げたいと考えています。

ありがとうございました。

観光ICTセミナー無事終了

3日間にわたって行なわれた観光ICTセミナーも無事終了しました。3日目は各人が作り上げたFileMakerアプリをiPhone/iPod touch上でプレゼンテーションを行ないました。今回初めてFileMakerに触れた方も多かったのですが,皆さん立派なアプリをお作りになられていらっしやいました。

私のゼミから参加した3年生も素晴らしいアプローチ(ここが重要!)でアプリをまとめ,プレゼンテーションをしてくれました。このアプローチができれば卒業研究は心配ありません!4年生を前に素晴らしい体験ができましたね。

 

皆さんお疲れ様でした!

観光ICTセミナー2日目

札幌国際大学で開催中の観光ICTセミナーも2日目です。

参加者の皆さんもそれぞれにFileMakerを用いたモバイルアプリによる観光問題の解決に取り組まれています。明日はいよいよ最終日です。最後はそれぞれの成果発表を予定しています。楽しみです!

観光ICTセミナー2017 – 創ろう・使おう・モバイルアプリ –

札幌国際大学で開催された「観光ICTセミナー2017 – 創ろう・使おう・モバイルアプリ -」に研究室の3年生が参加しました。

今日から3日間のセミナーで、FileMakerの基本を学んだ後、観光の問題をディスカッションし、それらを解決するアプリを作ります。さて、どのようなものが出来上がるのか楽しみです。

Smart Keyboard購入

遅まきながら?iPad Pro用のSmart Keyboardを購入しました。因みにAmazonで購入した中古品です。最も程度の良さそうなものを購入しました。いわゆる英字配列のものです。まだ、これぐらいしか入力していないのですが、まだ慣れません(笑)。キータッチがMacBookと同様の殆ど沈み込まないペタペタした感じです。

一番期待しているのがParallelsのアプリケーションサーバーでの利用です。ただ、残念ながらParallelsのclientアプリが未だにiOSのハードウェアキーボードに未対応とのことらしいです。ペンとの共有ができるといいですね。

X線検査とApple Watch

冬季アジア札幌大会が始まりました。地元民の一人としてスマイルジャパン(女子アイスホッケー)の試合を見てきました。

会場では空港などと同様に所持品検査とX線検査が行われていました。野球など札幌ドームのイベントを始め、ニューヨークなどでもニューヨーク近代美術館やワールドトレードセンターなどで同様の検査があるので、今の時代珍しいことではありませんが、X線検査ではことごとく引っかかりました。

一つは先日バンドをApple純正のシリコンバンドからサードパーティのステンレスバンドに取り替えたApple Watchが引っかかりました。そういえば、今まで私のApple Watchは空港でも検査に引っかかることは少なかったのですが、どうやらバンドが要因のようです。

知人らはステンレスバンドだったので引っかかっていたのですね。Apple Watchのバンドは簡単に交換できるので、飛行機に乗ったりX線検査のあるイベントなどに行く際はシリコンバンドが良さそうです。

悩ましい,ドライブの転送速度

私のiMacは27インチのLate 2013という4年前に購入したモデルです。Macは長持ちするので例に漏れず私のiMacも立派に現役です。

とはいえ,悩ましい問題もあります。それはドライブのアクセス速度です。このiMacのドライブは価格の安い1TBのハードディスク型です。これが,最近遅く感じ始めました。研究室のMacBook Proは年式は同じ2013年モデルながら,ドライブがSSDですので遅いと感じることはほとんどありません。あいにく,iMacはドライブ交換ができません。

そこで,一計を案じたのが内蔵ドライブの代わりにSSDの外部ドライブをThunderboltで接続してこれを起動ドライブにするというものです。手元にその昔購入したLacieのThunderboltのドライブ(2.5インチ,512GB 2機搭載)があったので,分解してみました。このドライブはソフトウェアRAID0(1TB)で使っていたのですが,元々5600回転/分という低速なディスクだったのでベンチマークスコアは低いものでした。

物は試しと,これまた手元にあったIntelのSSD(250GB)を一台だけ装着してiMacに接続してベンチマークを取ってみました。結果は良好でたまたまMacBook用のシステムがインストールされていたので起動してみたところ見事に瞬時で起動しました。以下にベンチマークの例を示します。

左側がSSD,右側はUSB3.0の5インチドライブの例です。確かにUSB3.0ドライブは高速ですが,特に読み込み速度などはSSDが圧倒的に高速であることがわかります。

この外部ケースには冷却用ファンがあるのですが,残念なことに,このファンが常に全開で回転する様です。ハードディスクだとセンサーが結線されているのかもしれません。

外部ドライブでも高速起動できるのは魅力ですし,大容量のSSDも安価になってきていますが,このファンだけは頂けないので移行には躊躇しているところです。さて,どうしましょうかねえ。

ちなみに,スペックは違いますがMacBook Pro (Retina, 13-inch, Early 2013)の内蔵ドライブのベンチマーク結果は以下の通りです。比べるのが嫌になりますねえ(笑)。

ユニバーサルクリップボードを使ってみる

iOS及びmacOSの最新版(iOS10,macOS10.12)以降において「ユニバーサルクリップボード」という機能が使えるようになりました。従来からもサードパーティから同様の機能を実現するアプリはリリースされていたのですが,純正機能として実現できるようになったものです。

以下の動画はユニバーサルクリップボードの一例です。ここではiPad ProでMathPadという手書きの数式をテキスト化(ここではLaTeXに変換)するアプリを使い,数式ができたところでこれをコピーしています。その後,MacでiBooks Authorというデジタル書籍を作成するアプリを起動して数式を挿入するダイアログボックスを開いて,ペーストしています。

MathPadはiPad登場とともにリリースされて注目されていたのですが,今までですと完成した数式(LaTeX, MathMLなど)をメモアプリに貼り付けて同期をするなどの作業が必要でしたが,今後はコピペで済むわけです。これからはiPadをMacの入力ツールとして積極的に連携して利用するアプリなどが登場するかもしれませんね。

iPod touchメンテナンス中

2月にワークショップがあり,使用するiPod touchをメンテナンス中。

OSとアプリケーションのアップデートを行うのだが,台数が多いと中々面倒。基本的にはAppleのConfigurater2を使う。

充電は複数台扱える充電器が増えてきたので,そちらで一気に行う。

最近厄介になってきたのが,iPod touchの第5世代以前のiOSがバージョン9でアップデート中止になったこと。バージョン10.0以降を前提とするアプリは使えないことになる。

もう一つは,これは自戒を込めて,Lightningケーブルがポロポロと紛失することだ。これが,Apple純正品だと結構な値段。仕方がないので,AmazonなどでMFiライセンス対応の安価なケーブルが出たら数本づつ購入することにしている。ケースについても同様。先日もバーゲンがあったので8個ほどまとめ買いしておいた。春休みの時間はこういう作業にも割かれる。

というわけで,この写真に写っている8台のiPod touchのうち5台は,いずれ使えなくなることになる。Apple自体,販売状況を見る限り,この先iPodを商売にする可能性は薄いのではないかと思う。ただし,可能性があるのは第6世代にモーションセンサーを奢ったこと。これによりVRやARに対応したのだ。CEOのティム・クック自身はARにご熱心な様子であることから,iPhoneを購入できない世代,あるいはゲームはiPhone以外を使いたいユーザー向けにiPod touchを残す可能性は僅かながらにあると思う。我々の研究室でも,FileMaker GoやiBooksを使った実験用に,この先もiPod touchは重宝していくと思う。