iOSデバイスの管理は数が増えるほど大変です。様々な課題もあります。私の研究室にもiPadやiPod touchなどがありますが,台数は少ない方ですがそれでも管理は大変です。本研究室では基本的にApple Configuratorという管理アプリ(Appleが無償提供)を使って管理しています。管理マシンである研究室のMac Proに14台接続できるUSBハブを繋げています。他にも一度に複数のUSB端末に充電できる充電器を準備しています(キャッチ写真参照)。
カテゴリー: Apple
Apple Watch見学会
「ジョナサン・アイブ」
ジョナサン・アイブはイギリス出身のApple社のデザイナーで、その功績を称えられ英国王室から「サー」の称号を得ています。彼の書籍が出版されると聞き、Amazonに予約しましたが年末ギリギリに届きました。年末年始はこの本一冊で随分と楽しめました。
その後ネットでは,この本を元にジョナサン・アイブに関する様々な意見が飛び交いました。私の旧知の知人である松田さんもかなり手厳しく(?)お書きになられています。
果たしてジョナサン・アイブの仕事とは?:Apple/Macテクノロジー研究所(松田純一)
個人的には,デザイナーが従来の殻を打ち破り,ものづくりに積極的に関わったケースの一つと捉えています。デザイナーの多くはハコモノや見栄えを考えてくれ,というアプローチで仕事をするケースが多いのですが,現在のジョナサン・アイブを中心とするAppleではデザインに合わせてハードウェアなどが決定されていくような作業工程に見えます。ただし,現実にはデザイナーだけで仕事ができるわけではないので,ハード,ソフトが揃って開発には関わっているはずです。それにしても,従来の流れとは大いに異なっているわけです。
私は,かつて車のデザインカロツエリアに憧れたことがあります。ジウジアーロやピニンファリーナなどです。しかし,彼らの仕事の多くはコーチビルダーとして既存の車種にボディをかぶせる仕事が多かったわけです(もちろん,そうではないケースもあったかもしれませんが)。
繰り返しになりますが,私はジョナサン・アイブというデザイナーが設計の初期段階から積極的,主導的に関わっているのが今のAppleデザインだと理解しているのですが,実際はどうなのでしょうねえ。
ちなみに,この書籍自体の作成も過程も興味深く,その多くはネット上の情報とインタビューを中心に構築されています。
いろいろな意味で興味深い書籍でした。
年の瀬
慌ただしく年末が近づいてきた。
12月17日水曜日は巨大な低気圧が二つ北海道に接近し主に道北や道東で被害がでた。幸い,札幌,千歳付近は予報とは異なり何とか凌ぐことができた。毎週水曜日1講目は三年生による自主ゼミなのだが,さすがに半数の3名しか参加できなかった。
労をねぎらうつもりで自宅にあったクリスマスグッズからボルボより頂戴したサンタクロースとトナカイ,それにお菓子をを置いて,ささやかなクリスマスとしたのだが,残念ながら学生の目につくことは少なかったかもしれない。
もう一つ,ゼミなどで使用している机にサンワダイレクトのUSB6ポート充電器を購入し設置しておいた。
サンワダイレクト 50W 6ポート USB充電器 急速充電 高出力10A 出力自動判別 ホワイト 700-AC011W
固定リンク: http://www.amazon.co.jp/dp/B00QHOD15Y
10Aあるので複数台のスマホやタブレットを繋げても充電できるはず。殆どの学生が充電器を持参しているが,もし忘れてもケーブルさえあれば大丈夫。その意味ではlighteningケーブルなども数本用意したいところ。ちょっと注目しているのがこちら。かわいいでしょ(笑)。
というわけで,残念ながら半数の学生とは顔をあわせることなく年の瀬を迎えてしまった。挨拶できなかったのは残念。その代わり(?)大掃除だけはお願いしておいた(笑)。金曜日の3講目に数名で行ってくれたはず。綺麗になったかな?(笑)
年明けにはSwiftのアップルストアセミナー(主催:コンピュータ利用教育学会北海道支部,1月10日,午後1時から)があり,本研究室の学生さんにも参加してもらいます。また,2月には研究室の企画によるアップルストアイベント「カレッジナイト」で学生らのSwift作品の発表を行う予定など,企画が目白押し。学生には大いに青春をぶつけて欲しいと期待している。来年はどんな年になるのだろうと今から楽しみにしている。
AppleStoreイベント/学校の玉手箱終了
久しぶりのAppleStoreイベント/学校の玉手箱Vol.24(CIEC北海道支部主催)が無事終了いたしました。
今回は,少々方向性を変えて「観光」をテーマにお話をさせていただきました。
IT立国フィンランドと観光情報:国際IT教育学会EdMediaに参加して
12月6日(土)5:00 p.m. ―6:00 p.m.
今年6月、フィンランドのタンペレ市で教育関連ITの国際学会EdMedia 2014が開催されました。
このイベントでは、参加したCIEC北海道支部の川名典人氏と曽我聡起氏がその内容をご報告します。
iPadの教育活用事例のほか、旅行に役立つiOSアプリケーション情報など、IT先進国フィンランドにおける様々なIT活用法をご紹介。
大学生、教育関係者、観光関係の方に特におすすめのイベントです。ぜひお気軽にご参加ください。
次回はAppleが開発した新しいプログラム言語”Swift”についてを予定(2015.01.10, 1:00.p.m.~)しています。ご来場お待ちいたしております。
“One app at a time. “Apple
ゼミの学生さんがこちらのブログを読まれていると聞き,慌てて更新します。ありがとうございます。できれば「いいね」などもよろしくお願いします(笑)。
さて,昨日から一年生の選択科目「人間情報科学」を五回行うことになりました。慌ててスライドを作ったところ40枚以上になり,当然のごとくタイムアウト(笑)。特に初回は概論的に入ろうと思い余計なことをしゃべりすぎたかもしれません。最初の授業科目とはこんなものです。
PostPC時代を紹介する内容の中で,昨年Appleが作成し現在はYoutubeでも見ることができる以下のビデオを紹介しました。
このビデオを通じてITが「マシン」から「道具」に変わったことを理解してほしいと考えています。ビデオをみていただいた後一年生などに感想を聞きましたがみんなしっかり見てくれていました。個人的にはパラリンピックでボート競技に出場して銅メダルを取った子の話がジーンときます。特に,最後義足のアスリートもファッションはしたい,とハイヒールを履く際にiPhoneのアプリを使って義足の足首の角度を調整するシーンは涙ものです。彼女にとってこのiPhoneアプリはなくてはならない「道具」以外のなにものでもありません。
こうしたアプリを作るためには世の中と「真摯に向き合う」という人間としての姿勢が大事です。上記動画の例にはアプリ開発者の皆さんも登場されますが,皆さんしっかりと現実と向き合い問題点の抽出を行っています。
色々と考えさせられるところが多い動画です。
Apple Storeイベント「IT立国フィンランドと観光情報:国際IT教育学会EdMediaに参加して」のお知らせ
以下の日程でApple Store札幌(コンピュータ利用教育学会北海道支部主催)にてイベントを行います。
ご来場よろしくお願いします。参加は無料ですが,できればApple Store札幌のページ下にあるカレンダーからイベントの「予約する」ボタンをクリックしてください。
2014年12月6日(土)
5:00 p.m. – 6:00 p.m.
IT立国フィンランドと観光情報:国際IT教育学会EdMediaに参加して
今年6月、フィンランドのタンペレ市で教育関連ITの国際学会EdMedia 2014が開催されました。このイベントでは、参加したCIEC北海道支部の川名典人氏と曽我聡起氏がその内容をご報告します。iPadの教育活用事例のほか、旅行に役立つiOSアプリケーション情報など、IT先進国フィンランドにおける様々なIT活用法をご紹介。大学生、教育関係者、観光関係の方に特におすすめのイベントです。ぜひお気軽にご参加ください。
Swiftを用いたアプリ入門
以前も書きましたが,Blogを立ち上げたのは久しぶりのことで,SMSになれてしまった今,継続して長文を書くことの辛さを痛感しています(笑)。
さて,研究室配属された学生さんたちはSwiftを使ったアプリ開発を手探り行っています。Swiftの文法などはある程度把握出来始めているようですが,アプリ開発へのとっかかりの時点で悩んでいるようです。それでも,Swiftのプログラムとインターフェースオブジェクトに気がついた人がではじめたのでもう少し様子を見たいと思います。
さて,10月にはNPO法人であるMOSAのSwiftセミナーに参加して高橋さんからSwiftの入門印刷物を頂戴した学生さんがおられる中,ネット上にも様々な情報が出てきました。
Mac系(最近はとどまるところを知りません(笑))のプログラミング関係では著名な掌田津耶乃さんによるBlogサイトです。すでに10回分の記事が上がっています。アプリ開発までは記述されていません。ここでのキモはオブジェクト指向だと思います。「5.クラスの基本について」が大事だと思います。
Swiftの基本を学びつつ,アプリ開発となると以下が参考になるかもしれません。
Xcodeの使い方を基礎から学ぼう~SwiftからはじめるiOSアプリ開発:その2【初心者向けアプリ開発3分tips】:
ここでインターフェースビルダーのストーリーボードなどを確認できます。
極め付きはこちら。いよいよアプリを作ります。
【Xcode6 SwiftでiPhoneアプリ開発入門】Swiftで簡単なプログラムを組んでみる:
とりあえず,アプリの基本が見えてくるかもしれませんね。
OS X 10.10.1のインストールなどに追われさっぱり本務も進まないのですが,来週はMOSAによるSwiftセミナーの二回目になります。楽しみにしたいと思います。
OS XとSafari
最低でも一週間に一度はブログを更新したいと考えているのですが,なかなか難しいですね(笑)。
さて,こちらのタイムラプス映像は先週水曜日に行われた自主ゼミの様子です。学生さんたちはこの日初めてiMacを起動してログインし,Xcodeを動かしてSwiftにアクセスして様子です。自主ゼミで今後の課題を聴いたところ,先ずは一ヶ月以内にSwiftでアプリを作ってみることだと言っていましたので任せることにします(笑)。
改めて映像をみるとMacやiPhoneなどで色々と情報収集しながら試している様子が興味深いです。なお,6名の学生さんのうちMac経験者は一人だけでした。iPhoneユーザーは5名いました。
これからどのような展開になっていくのか,期待と不安が入り混じっています(笑)。
Server用ハードディスク
OS X ServerをインストールしたiMacはUSB3.0とThunderbolt端子があります。サーバー自身のTime Machine用に購入したのは以下のハードディスクです。今回はThunderbolt端子付きでRAID1対応のものを検討しました。
G-Technology 6TB G-RAID Studio Thunderbolt 2 ハードドライブ
RAID1の設定だと3TBになります。高度なRAIDもありますが,かつてRAIDで痛い目にあったことがあるので,シンプルなミラーリングを検討しました。意外にもRAID1対応のThunderbolt端子付きハードディスクは少なく,結局上記をAppleストアから購入しました。このドライブはMac Pro向けのデザインとThunderbolt 2端子を搭載していますが,研究室のサーバーはThunderbolt 1なので少々オーバースペックです。更には研究室内が無線LAN中心なので益々オーバースペックです。何れ,サーバー共々きちんとした場所に置きたいと考えています。
なお,このドライブをRAID1にするためにはメーカーサイトからMac用ユーティリティをダウンロードしてインストール後設定し直す必要があります。初期設定はRAID0でした。英語サイトですがそれほど問題はありませんでした。現在,5 TBや6 TBのドライブが2万円台で入手可能なことから,将来的にはドライブ交換をするかもしれません。