本研究室の学生が学会で表彰されました

PCカンファレンス北海道2015(2015.11.14-15,北見工業大学)にて,本研究室の学部生である大鐘君と西田君が以下の研究発表を行いました。

  • 近接通信とウェアラブルデバイスを組み合わせたデジタルコンテンツの表示に関する実験 -千歳水族館を例にして-,大鐘幸一郎,西田理貴,曽我聡起,pp.17-18,CIEC北海道支部,2015

本発表は,彼らの卒業研究の一環として行ったもので,発表は大鐘君,西田君それぞれが行いました。本研究には公益財団法人千歳青少年教育財団千歳水族館様のご協力を得ています。

本学会発表においては,学生発表についてプレゼンテーションスキル賞が設けられています。これは,発表内容や発表態度などを総合的に評価するもので,今回は本研究室の二人が選ばれたものです。努力の甲斐があったと思います。おめでとうございました。引き続き,研究が成就するように努力を続けてください。

追伸:

本学公式ページでも紹介されました。

https://www.chitose.ac.jp/target/toent/001934.html

IMG_8986

中山五輪男様(ソフトバンク社)にご講演いただきました

11月2日,本学B101教室にてソフトバンク社の中山五輪男様にご講演いただきました。これは本学の一年生向け必修科目である「テクノロジー基礎」の授業の一環として行われたものです。当日は不肖私が中山様のご紹介,進行を仰せつかりました。

中山様はソフトバンク社の首席エバンジェリストです。iPhoneやiPadなどのモバイルデバイスやクラウドサービス,ペッパーや人工知能など幅広い分野をわかりやすく紹介してくださいます。日本全国多い時では年間300回ほど講演して回られるということで,この分野では極めてご著明な方です。

今回はソフトバンク社がIBMのワトソンを扱うということで,人工知能に関するお話を,映像やジョークを交えながらわかりやすく紹介していただきました。中山様は大学では人工知能に関する研究をされていたそうです。終了後は昨年講義を聞いたという本学学生が名刺を持って挨拶に来るなど,中山様のお話が本学学生に与える影響は少なくないと改めて実感いたしました。

今回は一年生向けの授業でしたが,私の研究室の学生たちにも聴講するように指示いたしました。サービスサイエンスを取り扱う本研究室で活動をする上で貴重な話を伺えるに違いないと考えたからです。最後はゼミのメンバーと一緒に記念撮影をしていただきました。IMG_8898

中山様,これからもよろしくお願い致します。ありがとうございました。

日本デジタル教科書学会の論文集が公開されています

今年の8月に札幌で開催され,本研究室の学生たちも参加した日本デジタル教科書学会が大会の論文集を公開しています。

2015年次大会(札幌)発表原稿集を公開いたしました!:http://js-dt.jp/2015年次大会札幌発表原稿集を公開いたしました!/

本研究室では以下の三編を発表しました。

  1. iBooks Authorを用いた施設見学用デジタル資料の試作 Prototype of the facility tour for digital materials using iBooks Author:田中 百香, 藤井 佑梨奈, 曽我 聡起
  2. iBooks Authorを用いた地域の観光資源の紹介 Introduction of local tourist attractions using iBooks Author.:伊藤 遥香, 中谷 美保, 曽我 聡起
  3. デジタルコンテンツの円滑な閲覧方法に関する検討 Study on smooth browsing method of digital contents:西田 理貴,大鐘 幸一郎,曽我 聡起

日本デジタル教科書学会学生発表終了

8月11日から8月12日かけて札幌のノボテルで開催された日本デジタル教科書学会で,研究室の学生たちが3件の発表を行いました。

http://society2015.js-dt.jp

何しろ論文を書くことも初めてならば,学会でポスター発表をするのも初めてな学生たちですから,それぞれの締め切りを前に悪戦苦闘でした。しかも,7月末には4年生の必修科目である「輪講」の発表もあるなど大変だったと思います。しかし,こうした経験を積むことで,今後の卒業研究に活かされることがたくさんあるはずです。

ありがたいことに学会ではミニセミナーで「学術論文の書き方」を開催してくださったので,研究室の学生は全員参加を命じました。

苦労の先に見えてきたものがあることを期待したいものです。

学科輪講発表終了

本学科では英文資料を用いた「輪講」という必修科目があります。やり方は各研究室ごとにマチマチですが、基本的には最後にプレゼンテーションを行います。私の研究室では7月24日(金曜日)の午前中から夕方にかけて発表を行いました。

通常輪講発表は他の研究室と合同で行います(そうじゃないと身内だけになってしまいモチベーションが上がらない(?))。私たちは山林研究室と合同で行いました。山林先生はLEDやレーザーがご専門なので私たちとは全く異なる分野です。しかも私たちの研究室はこれが「輪講発表初体験」になるわけで、学生さんも私もそれなりに緊張して臨みました。しかし、こうした「異業種交流」は世の中に出ると結構ある話なので、学生さんには貴重な経験だと思います。私は毎度質問をしなければならないので、超緊張(というよりも集中)していましたが(笑)。ちなみに、私自身は昨年度山林先生のほか幾つかの研究室の輪講発表を拝見いたしました。

今回はE203教室が会場でした。ちなみに、本研究室の学生さんは全員がiPad miniもしくはMacBook Airを用いてAppleのプレゼンアプリ”Keynote”使って発表しました。それまで、本研究室の学生さんたちは週一回づつ担当部分の翻訳を行い、情報の共有をしてきました。発表会前の週にプレゼンテーションを行いましたが、就活や体調不良などで全員は揃わず、二週ほどかけて私にプレゼンテーションを行いました。輪講は翻訳するだけではダメで、著者になりきってその考えをアピールする必要があります。前日ギリギリまで行った私へのプレゼンテーションでは結構ダメ出しが多く、凹んでいた学生さんも多かったようです。ところが!

発表当日、前日までとはうって変わった資料を準備してくれた学生さんが数名いました。後から聞くと、徹夜で修正したそうです!素晴らしい!火事場の馬鹿力という言葉は本当で、人間は追い詰められるとすごいパワーを発揮することがあります。これから卒業研究が佳境を迎えますが(その前に学会発表(笑))、今回の経験を生かしてほしいと思います。

なお、今回輪講に用いたのは以下の二冊の書籍です。

Service Science: The Foundations of Service Engineering and Management (英語) ハードカバー – 2014/7/28
Robin G. Qiu (著)

Simple and Usable Web, Mobile, and Interaction Design (Voices That Matter) (英語) ペーパーバック – 2010/9/16
Giles Colborne (著)

第一回オープンキャンパス研究室紹介終了

 

本研究室としては初めての研究室紹介が終了しました。

今回は私の方からは研究室配属に関する説明とサービスサイエンスについて紹介しました。本研究室の学生さんからは,システムデザインプロジェクトで作成したデジタルコンテンツとしてiBooks AuthorにHTML widgetを組み合わせて作成した千歳ホテル関連のガイドブックとFileMakerで作った観光案内アプリ,それにドローンの紹介を行いました。制限時間が1研究室あたり15分なのであっという間でした。

相変わらず,私が話をしている際には学生さんから巻きが入りました(笑)。

なお,第二回は更に大きなミッションで,模擬授業を行うことになります。現在,学生さんがFileMakerを使ったアプリ開発のカリキュラムを考えていますので,こちらもお楽しみに!

みなさんお疲れ様でした。

 

本研究室の学生がライトニング・トークで二位!!

IMG_7850プログラムなど,エンジニア系の話題を3分とか5分といった短い時間で紹介するのが「ライトニング・トーク」です。私の学科でも学生が主催して初めて実施(2015.6.4)されました。初めての試みのため,主催者も発表者も手探りの状態でしたが,素晴らしい試みだったと思います。特に主催者はスポンサーも探さなければならず,大変だったろうと思います。ご苦労様でした。

そのライトニング・トークに私の研究室からも二名が参加し,ドローンを紹介してくれました。しかも,会場で飛行させて宙返りまで披露してくれました。その甲斐あってか,全体に二位(参加者が二つのグループを選考する投票)に輝きました。初めての催しに率先して臨んでくれた,その意気込みが素晴らしいと思います。

IMG_7851

さて,最後に総評をと言われたので,二つほど注文を出しました。一つは,せっかくの素晴らしい催しなので,大学祭などでアピールすること。もう一点は女の子,いわゆるリケジョを参加させるような工夫をすることです。

これから,本学の「ライトニング・トーク」がどのように進展を見せるのか,楽しみにしたいと思います。

一年生交流会のイベントで私のグループが優勝!

本学の定例行事の一つに一年生交流会というのがあります。写真のように一年生全員とそのアドバイザーの顔合わせ時にグループ作業をするものです。ことしは静電気の応用で荷造り紐を風船で浮かせ,その時間を競うというものでした。

当初うまくいかなかったのですが,そのうちに浮き始めました。気がつくと使っている椅子の座面がプラスチックでした。他のグループは机の上で荷造り紐をこすって静電気を貯めていたのですが,プラスチックのほうが静電気は発生します。予選直前に気がつき試したところこれがうまくいきました。予選では椅子を持っていき,片付ける役ができるなどグループでうまくこなすことができました。最後は3分33秒の大記録(?)を打ち立てました。皆さんおめでとう!この感動を忘れないようにしましょう。

IMG_7564