学科輪講発表終了

本学科では英文資料を用いた「輪講」という必修科目があります。やり方は各研究室ごとにマチマチですが、基本的には最後にプレゼンテーションを行います。私の研究室では7月24日(金曜日)の午前中から夕方にかけて発表を行いました。

通常輪講発表は他の研究室と合同で行います(そうじゃないと身内だけになってしまいモチベーションが上がらない(?))。私たちは山林研究室と合同で行いました。山林先生はLEDやレーザーがご専門なので私たちとは全く異なる分野です。しかも私たちの研究室はこれが「輪講発表初体験」になるわけで、学生さんも私もそれなりに緊張して臨みました。しかし、こうした「異業種交流」は世の中に出ると結構ある話なので、学生さんには貴重な経験だと思います。私は毎度質問をしなければならないので、超緊張(というよりも集中)していましたが(笑)。ちなみに、私自身は昨年度山林先生のほか幾つかの研究室の輪講発表を拝見いたしました。

今回はE203教室が会場でした。ちなみに、本研究室の学生さんは全員がiPad miniもしくはMacBook Airを用いてAppleのプレゼンアプリ”Keynote”使って発表しました。それまで、本研究室の学生さんたちは週一回づつ担当部分の翻訳を行い、情報の共有をしてきました。発表会前の週にプレゼンテーションを行いましたが、就活や体調不良などで全員は揃わず、二週ほどかけて私にプレゼンテーションを行いました。輪講は翻訳するだけではダメで、著者になりきってその考えをアピールする必要があります。前日ギリギリまで行った私へのプレゼンテーションでは結構ダメ出しが多く、凹んでいた学生さんも多かったようです。ところが!

発表当日、前日までとはうって変わった資料を準備してくれた学生さんが数名いました。後から聞くと、徹夜で修正したそうです!素晴らしい!火事場の馬鹿力という言葉は本当で、人間は追い詰められるとすごいパワーを発揮することがあります。これから卒業研究が佳境を迎えますが(その前に学会発表(笑))、今回の経験を生かしてほしいと思います。

なお、今回輪講に用いたのは以下の二冊の書籍です。

Service Science: The Foundations of Service Engineering and Management (英語) ハードカバー – 2014/7/28
Robin G. Qiu (著)

Simple and Usable Web, Mobile, and Interaction Design (Voices That Matter) (英語) ペーパーバック – 2010/9/16
Giles Colborne (著)

投稿者: admin

所属:グローバルシステムデザイン学科 学位:教授・博士(工学) 研究室:F202 電話:0123-27-6174 FAX:0123-27-6174