中山五輪男様(ソフトバンク社)にご講演いただきました

11月2日,本学B101教室にてソフトバンク社の中山五輪男様にご講演いただきました。これは本学の一年生向け必修科目である「テクノロジー基礎」の授業の一環として行われたものです。当日は不肖私が中山様のご紹介,進行を仰せつかりました。

中山様はソフトバンク社の首席エバンジェリストです。iPhoneやiPadなどのモバイルデバイスやクラウドサービス,ペッパーや人工知能など幅広い分野をわかりやすく紹介してくださいます。日本全国多い時では年間300回ほど講演して回られるということで,この分野では極めてご著明な方です。

今回はソフトバンク社がIBMのワトソンを扱うということで,人工知能に関するお話を,映像やジョークを交えながらわかりやすく紹介していただきました。中山様は大学では人工知能に関する研究をされていたそうです。終了後は昨年講義を聞いたという本学学生が名刺を持って挨拶に来るなど,中山様のお話が本学学生に与える影響は少なくないと改めて実感いたしました。

今回は一年生向けの授業でしたが,私の研究室の学生たちにも聴講するように指示いたしました。サービスサイエンスを取り扱う本研究室で活動をする上で貴重な話を伺えるに違いないと考えたからです。最後はゼミのメンバーと一緒に記念撮影をしていただきました。IMG_8898

中山様,これからもよろしくお願い致します。ありがとうございました。

iOSデバイスの管理

iOSデバイスの管理は数が増えるほど大変です。様々な課題もあります。私の研究室にもiPadやiPod touchなどがありますが,台数は少ない方ですがそれでも管理は大変です。本研究室では基本的にApple Configuratorという管理アプリ(Appleが無償提供)を使って管理しています。管理マシンである研究室のMac Proに14台接続できるUSBハブを繋げています。他にも一度に複数のUSB端末に充電できる充電器を準備しています(キャッチ写真参照)。

日本デジタル教科書学会の論文集が公開されています

今年の8月に札幌で開催され,本研究室の学生たちも参加した日本デジタル教科書学会が大会の論文集を公開しています。

2015年次大会(札幌)発表原稿集を公開いたしました!:http://js-dt.jp/2015年次大会札幌発表原稿集を公開いたしました!/

本研究室では以下の三編を発表しました。

  1. iBooks Authorを用いた施設見学用デジタル資料の試作 Prototype of the facility tour for digital materials using iBooks Author:田中 百香, 藤井 佑梨奈, 曽我 聡起
  2. iBooks Authorを用いた地域の観光資源の紹介 Introduction of local tourist attractions using iBooks Author.:伊藤 遥香, 中谷 美保, 曽我 聡起
  3. デジタルコンテンツの円滑な閲覧方法に関する検討 Study on smooth browsing method of digital contents:西田 理貴,大鐘 幸一郎,曽我 聡起

卒業研究は切迫しています(笑)

アイキャッチ画像をご覧いただけるとお分かりの通り,研究室配属から一年数カ月。いよいよ6名の四年生の卒業研究がピークを迎えています。

詳細はいずれご紹介いたしますが,概ね以下のような研究に取り組んでいます。

  1. iBeaconを用いた千歳水族館のコンテンツシステムの作成:2名
  2. 景観情報を対象にしたVR画像による観光評価に関する基礎実験:1名
  3. 汎用型データベースソフトによるiBooks Author用HTML widgetの自動生成:1名
  4. マルチタッチデバイスの操作が記憶や学習に及ぼす影響に関する基礎実験:1名
  5. 人工知能に関する高校生用デジタル教科書の試作:1名

いずれもかねてより気になっていたことを学生さんたちに取り組んでいただいています。1に関しては,8月の日本デジタル教科書学会についで,11月14日から15日に北見工業大学で開催されるPCカンファレンス北海道で発表します。Beaconも現場に即した内容のコンテンツを考案するとなるとかなり細かなことまで注意する必要があります。

みんながんばれ!

第一回オープンキャンパス研究室紹介終了

 

本研究室としては初めての研究室紹介が終了しました。

今回は私の方からは研究室配属に関する説明とサービスサイエンスについて紹介しました。本研究室の学生さんからは,システムデザインプロジェクトで作成したデジタルコンテンツとしてiBooks AuthorにHTML widgetを組み合わせて作成した千歳ホテル関連のガイドブックとFileMakerで作った観光案内アプリ,それにドローンの紹介を行いました。制限時間が1研究室あたり15分なのであっという間でした。

相変わらず,私が話をしている際には学生さんから巻きが入りました(笑)。

なお,第二回は更に大きなミッションで,模擬授業を行うことになります。現在,学生さんがFileMakerを使ったアプリ開発のカリキュラムを考えていますので,こちらもお楽しみに!

みなさんお疲れ様でした。

 

本研究室の学生がライトニング・トークで二位!!

IMG_7850プログラムなど,エンジニア系の話題を3分とか5分といった短い時間で紹介するのが「ライトニング・トーク」です。私の学科でも学生が主催して初めて実施(2015.6.4)されました。初めての試みのため,主催者も発表者も手探りの状態でしたが,素晴らしい試みだったと思います。特に主催者はスポンサーも探さなければならず,大変だったろうと思います。ご苦労様でした。

そのライトニング・トークに私の研究室からも二名が参加し,ドローンを紹介してくれました。しかも,会場で飛行させて宙返りまで披露してくれました。その甲斐あってか,全体に二位(参加者が二つのグループを選考する投票)に輝きました。初めての催しに率先して臨んでくれた,その意気込みが素晴らしいと思います。

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さて,最後に総評をと言われたので,二つほど注文を出しました。一つは,せっかくの素晴らしい催しなので,大学祭などでアピールすること。もう一点は女の子,いわゆるリケジョを参加させるような工夫をすることです。

これから,本学の「ライトニング・トーク」がどのように進展を見せるのか,楽しみにしたいと思います。

ドローンを購入

ある先生に教えていただいたのですが,本学のすぐそばに水芭蕉の群生地がありました。それは見事な水芭蕉群でした。アイキャッチをご覧いただくとお分かりのように,奥の方がどこまで続いているのか不明です。そこでドローンを一機購入してみました。届いたのが首相官邸にドローンが落ちた日ということで,まことに迷惑なことです。

購入したドローンはドローンが注目されるきっかけを作ったParrot社の最新版である「Bebop Drone」です。価格などをネットであちこちを調べましたが,意外にも(?)Apple Storeオンラインが最も安価で,しかも「青色」に限っては在庫がありました。実際にはApple Store札幌店のビジネスを通じて購入したのですが,確かにすぐに納品されました。

ともあれ,観光地の撮影などに活躍してもらおうと考えています。まずはパイロットの養成です。研究室のN君らにお願いしているところです。さて,初飛行はいつになることでしょう…?

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Apple Watch見学会

2015年4月10日はAppleがApple Watchの展示・予約を開始した日です。我々は研究室全員でAppleストア札幌にお邪魔して試着などをしてきました。今日はこの後,学生さんたちの考察や感想を聞く予定です。今風な彼らがどのように見たのか興味があります。

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研究室の学生がApple Store, Sapporoで成果を発表!

春休み中の一大イベントがこれでした。

iOS/Mac用のアプリ開発の基礎を身につけるために,Appleの新しいプログラミング言語である”Swift”に取り組んできました。今回はApple Store, Sapporoのカレッジナイトの場を借りて,その成果を発表したものです。

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カレッジナイトは学生自身が企画,発表するもので当日はN君が進行役をしてくれました。本学では,こうした発表に関する場をいろいろと持ち合わせているのですが,流石に公衆の面前での発表はいい経験になったのではないでしょうか。今後も期待したいです。

曽我研究室床工事完成

ブログ更新を怠るとつけが大変です(汗)。

2015年度から本格稼働する曽我研究室の床工事が完成しました。これで,ほとんどの準備が整いました。これは,その二日間の工事の様子をiPod touchでタイムラプス撮影し,iMovieで編集した動画像です。

曽我研究室床工事:約2分間

工事に際しては研究室配属の決まった学生さんたちが力を貸してくれました。床の色決めも学生さんたちの意見を取り入れたものです。オレンジ色はMacに向かった際にやる気を出すためだそうです。ミーティングスペースは落ち着いてアイデアを語ったり勉強するために選びました。カーペットの部分は土足厳禁でスリッパを用意していますが,木の机の部分は他の研究室の友達たちとくつろげるようにカーペットを張っていません。ちなみに,工事をしてくださったベテランの職人さんによると長年この仕事をしてきて「緑」は二回目,「オレンジ」は初めてとのことでした(爆)。

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私は子供の頃から,こういう工事を見るのが大好きで,今回もほとんど見ていました(笑)。床工事は二人の職人さんが来られて作業してくださいました。お一人は非常にお若い方で高校を卒業したばかりのような方。もうお一人はベテランの方でした。こうしたフロアカーペットの施工工事は部屋の真ん中から外側に向かって作業するというのがネットで公開されていました。いえ,最初は自分たちでやろうかという話もあったものでして(笑)。凧糸を使って目印の線を引くなど,やはりほぼ中心から作業をされていましたが,簡単な測定の後段ボールにの切れ端にちょこっと図面を引かれていたのが印象的でした。

すでに他の研究室の学生さんたちも来て「オフィス見たい」などと感想を伝えてくれました。「やる気」と「アイデア」を引き出せる,そんな研究室を目指した結果の床工事でした。