「コミュ力」

北海道新聞のコラム「卓上四季」(2017.6.25)が面白かった。学生と企業間でコミュニケーション能力の捉え方が違うという話。曰く、
学生:話がおもしろい、初対面の人との会話も苦にしない、友達が多いー。
企業:相手の話を理解して自分の意見を適切に説明し、そこに違いがあれば、話し合って溝を埋められる能力

本研究室で行なっている「システムデザインプロジェクト」のようなプロジェクト学習では、学生間でも議論を行うことが大切。時々、敢えて波風を立てるのが私の仕事の一つ。学生時代の失敗は将来への貴重な経験だしね。

千歳科学技術大学FileMakerサークルロゴ決定!

今年度から本学にFileMakerサークルができました。FileMakerキャンパスプログラムのお陰で全てのPCにFileMakerがインストールされていて,学生は何時でも利用することができます。学生達は学生のためアプリを作ろうと,頑張っているところです。

取り敢えずサークルのロゴを作ろうと,みんなで考えたらしいのですが,今回はこれに決まったそうです。良いですね!これをプリントとしたTシャツとか欲しいです!

今年のFileMakerカンファレンスで何か発表できないか,楽しみです。

2017第一回オープンキャンパス

今年もオープンキャンパスの時期が来ました。曽我研究室も4年生全員が,研究室訪問の受け入れ態勢を整えて対応させていただきました。

4年生は,これまで本研究室で行ってきた研究成果の紹介や現在取り組んでいる内容などをプレゼンテーションしてくれました。今年の本学の研究室訪問は従来と異なり,高校生に自由に訪問する研究室を選んでいただき,最大4箇所まで見ていただけるという方法になりました。曽我研究室も4回の出番がありましたが,4年生の対応が次第に良くなってくるのがわかり,若いというのは素晴らしいなあと感心しました(笑)。

今年はあと3回のオープンキャンパスが予定されているようです。是非お越しください。

千歳科学技術大学オープンキャンパス(2017.06.20閲覧)

平成28年度PWC研究クラスター活動報告会

昨年度からスタートしました首記の活動報告を行いました。

例えば,日本の路線バスは網の目のように張り巡らされていますが,いざ観光客がそれを利用しようとすると,なかなか利用が厄介だったりします。今回の研究の一部では,本学の山川先生らが取り組んでいるバスローケーションとクリアデザインさんが取り組んでいるワクワクマップそれぞれのデータをAPIで相互利用することで,安価で便利な路線バスの観光利用が行えないかと考えています。

千歳市さん,オープンデータよろしくお願いしますね。

2017年度曽我ゼミスタート!!

スティーブ・ジョブズ日めくりが見守る中(?)2017年度曽我ゼミスタートです!(偶然ではありますが,日めくりの一言は門出にふさわしいと思います(笑))

配属決定後3年次から色々な取り組みを行ってきましたが,いよいよ今日から研究活動が始まります。どんな研究成果を残してくれるのか,今から楽しみです。今年は,このブログも彼ら自身に投稿してもらうつもりです。

全員頑張れ!

モバイルアプリ開発サークル”FMaC”の新人勧誘活動

新年度が始まりました。

昨年度からモバイルアプリ開発サークル”FMaC”の顧問を行うことになりました。今日は入学式後に新人勧誘活動を行うということでみてきました。

こういう場所に積極的に足を運ぶ学生さんは前向きな姿勢が感じられました。また,新入生を受け入れるために各サークルの代表たちも一生懸命工夫をしていました。

我がFMaCの様子です。マイコミさんの取材の様子の別刷りやオリジナルのポップなどを使い,一生懸命活動していました。お陰様で興味を持った一年生たちが多数足を運んでくれました。何人か頑張ってくれると嬉しいですね。

ファイルと分離したソリューションを作る

この例では,外部ファイルと連携だけ行い,自身のファイルにはテーブルやフィールドを持たないソリューションの作り方を示します。こうしたソリューションはメンテナンスが発生する際に,全てを入れ替えをしたくない場合など,上手に作れば一部機能は稼働したままシステムのバージョンアップなどの際に便利です。また,インターフェース部分をこの方法で作っておけば,インターフェースの変更の際などトラブルを防ぐことにもなります。

  1. 新規ソリューション作成:
    ここでは名称をSeparateFileSampleとする。
  2. 外部ファイルとリレーションを結ぶ:
    事前に完成しておいたclassファイルとリレーションする。
    ファイル>管理>データベース…からリレーションタブを選ぶ。
    データソースタブから「FileMakerデータソースの追加…」を選び,classファイルを開く。名前は何でも構わないがここでは「学級名」とした。グラフに学級名が配置されたことを確認したら「OK」ボタンを選ぶ※1。 スクリーンショット 2016-10-04 14.47.56スクリーンショット 2016-10-04 14.48.35
  3. 新規レイアウト作成:
    レイアウトメニューから新規レイアウト/レポート…を選ぶ。ここで,レコードを表示で「学級名」に変更しておく。ここはかなり重要。特に,この後で不要なレイアウトを削除したり,該当テーブルが見つからないなどのトラブルはこの操作を失念したことによる場合が多い。レイアウト名は「学級一覧」としておく。適当なデバイス,レイアウトを選ぶ。ここではタッチデバイス,iPad,リスト,横向きとした。指定完了後「完了」ボタンを選ぶ。スクリーンショット 2016-10-04 14.50.04フィールドピッカーの現在のテーブルが「学級名」になっていることを確認する。レイアウトに必要なフィールドを配置する。適当なレイアウトテーマを選ぶ。レイアウトの終了を選び,classデータの内容が正しく表示されることを確認する。スクリーンショット 2016-10-04 14.51.33
  4. 不要なリレーションシップ,テーブル,レイアウトを削除:
    ファイル>管理>データベース…からリレーションタブを選ぶ。SeparateFileSampleリレーションを削除する。テーブルタブに切り替えてSeparateFileSampleテーブルを削除する。スクリーンショット 2016-10-04 14.52.51ファイル>管理>レイアウト…からSeparateFileSampleレイアウトを選び,削除する。レイアウトの管理ウィンドウを閉じる。スクリーンショット 2016-10-04 14.53.32

※1:外部ファイルの定義
外部ファイルの定義はファイル>管理>外部データソース…から指定することもできる。指定後リレーションの設定などを行う。

2016大学祭展示終了

昨年に引き続き、今年も曽我研究室では大学祭に出展をしました。

学生さんたちが工夫をしてブースを作ってくれました

今年も目玉はドローン!本学種編は空港隣接地のためドローンの飛行禁止区域に設定されています。このためドローンは屋内で飛行させます。今年はあいにくの雨模様でしたが、そういうわけで飛行には影響がありません。ドローンは子供達に人気です。ロールや宙返りを見せると大喜びです。興味のある大人や卒業生らは色々と質問してきます。

また、VRも子供達に人気です。HMDにiPod touch(第6世代)を入れて見せると目を輝かせていました。

このほか、入試課で作成した研究室を漫画で紹介した「研Q探Qカーギーズ」も子供達に配布しました。

さて、来年の学生たちはどのような展示をしてくれるでしょうか!

新たなVRヘッドマウントディスプレイ

昨年度もVRの応用に関する研究を何件か実施しましたが,今年も可能性を模索しています。

アマゾンでVHDをチェックしているのですが,毎月のように新しい製品がどんどん出てきます。すでに,今年度は2眼タイプのものを2機種購入してみました。

一つはiPhoneなどをボディに収納するタイプのものです。入れてしまうと全くiPhoneの操作ができないという欠点があります。ボディも結構大きめです。

問題は画像の切り替えなどがしにくいということです。
問題は画像の切り替えなどがしにくいということです。

もう一点はアダプタタイプ(?)のものです。こちらは,持ち運び時には折りたたんでポシェットに入れておき,使う際にiPhoneに装着するタイプです。装着したままでも多少のアプリ操作は可能でした。

こちらは、iPhone前面に装着するアダプタタイプ。それでも操作時には外す必要がある。
こちらは、iPhone前面に装着するアダプタタイプ。それでも操作時には外す必要がある。

現在検討中の解決策はiBeaconでFileMakerの画像を切り替えるというものですが、結構敷居が高いです。一つはVRビューモード対応のJSライブラリが少ないということです。無いわけではありません。あります(笑)。RICOHのtheta対応のものです。現在、こそこそと(笑)トライアル中です。

さて,学生さんたちの反応は?