久しぶりに投稿します

新入生から「先生のブログ更新止まっていますね」と言われ猛省の曽我です。

コロナ禍になり,授業準備など猛烈に忙しくなり更新に手が回らなくなりました。もっとも,直近の更新を見るとその前から手が回らなくなり始めた様子が見えます。要するにオーバーフローでした(汗)。

また,様々な事情からツイッターアカウントも手放してしまい,ツイッターも読めない状況になりました。ようやく諸々のことが落ち着きを見せ(コロナだけ終息が見えません)書き込みネタも増えてきたのでブログの更新も頑張ってみます。

どうぞ宜しくお願いします。

学生と被災地に行く

昨年の地震は千歳も,そして自分のすむ清田区にとっても大変な出来事だった。しかし,本当に大変だったのは,言うまでもなく被災地の民さんである。被災地地である厚真町は,我がキャンパスの前の道を車で20分ほどのところである。

地震から一年弱,被災地の人々の苦労を思うと,気軽に訪れる場所ではない。その一方で,ゼミの学生たちには,自分たちのキャンパスから目と鼻の先で起こった状況を見せたいと言う思いもあった。

そこで,先ずは,ゼミのメンバーと安平町にあるスイーツの工場である「北の北の歓洋菓子工房」に行った。ここはその昔家族できたこともあるところで,美しい売店が印象的だった。事前に,学生にアポを取っていたにも関わらず,行ってみると売店は立ち入り禁止になっていた。駐車場の近くに臨時売店があり,行ってみると,元々あった売店は被災して開店できない状況なのだそうだ。臨時売店の店員に色々と話を伺うと,当時の状況がよくわかった。

店内には安平町の新しい道の駅「安平D51ステーション」のポスターがありQRコードがあった。そこで,「着地型観光」の典型的な例として,ここに向かうことにした。残念なことに当時地右派臨時休業。昨日の北海道新聞によると,何と現地に収める機関車(もちろんD51)はようやく「安平D51ステーション」に運び込んだとのこと。

その後,学生らとは厚真町でソフトクリームを購入したり,手作りマグネットを購入して学生にお土産とした。もちろん,地元に貢献したいと思ったのである。

学生たちには,キャンパスのすぐ近くにある被災地の苦労を身近に感じてもらいたかった。大学時代の貴重な記憶にしてもらいたい。

研究室の伊藤さんたちの取組が「平成30年度学生チャレンジプログラム(情報メディア貢献部門)」に選ばれました

本学のWebページにも掲載されています。

平成30年度学生チャレンジプログラム(情報メディア貢献部門)の認定証授与について:

おめでとうございます

昨年の夏休み前後から取り組み始めたプロジェクトでした(写真は開発の初期段階の様子)。学生たちが日頃利用する本学の食堂では,揚げ物など時間がかかる場合には番号札を手渡し,出来上がり後大きな声で読み上げていたそうですが,学生たちは気になっていた様です。

本システムは,FileMakerを用いて開発されています。食堂の方はiPadのFileMaker Goで管理を行います。音声と映像はiPod touchのFileMaker Goで出力します。正直,FileMakerの使い方としてはかなり異例ですが(笑),ユーザーインターフェースの実装時間を大幅に短縮することができました。本研究室の学生たちやFileMakerのサークルであるFMaCの学生たちが中心となり取り組んでくれました。食堂の方も使いやすいと褒めてくださったそうです。

受賞,おめでとうございます!


本研究室の高橋勝輝君が学生表彰されました

本研究室4年の高橋勝輝君が卒業式において学生表彰を授与されました。本表彰は全学科を通じて1名のみ選ばれたもので,大変に栄誉なことです。

以下に授賞式の様子の映像や写真などを示します。曽我研究室在籍者全ての誇りです。本当におめでとうございました。

なお,表彰状の文面などは以下の通りです。なお,作成したアプリはFileMakerで作成され,CIFの論文評価の際,審査員がiPadで集計し,集計作業終了と共に優秀者の表彰状が作成されるシステムです。こちらの様子は過去のブログをご覧ください。また,高橋君が作成したシステムはFileMaker社のFMGO/キャンパスプログラムサイトで公開されています。

学生表彰
千歳科学技術大学理工学部
グローバルシステムデザイン学科
高橋勝輝 殿
あなたは本学が主催する国際会議(CIF)を円滑に運営するためのアプリケーションを開発し国際会議の成功に寄与しました。
この取り組みはサービス工学の手本となる素晴らしい取り組みでありここにあなたの功績をたたえこれを表彰します。
平成31年3月16日
千歳科学大学
学長 川瀬正明


研究室年末大掃除

昨日は,今年最後のゼミでした。秋学期のゼミはほとんど千歳市内の「まちライブラリー」の会議室で行ってきましたが,昨日は久しぶりに本学のE106室で,大掃除をしてもらいました。

一言「大掃除をお願いね」と言っただけでしたが,驚いたことに,これまで一度も開けたことが無い窓を掃除してくれました。この窓は,裏が野原になっていて,夏場は大量に虫が発生します。このため,前任の先生がガムテープで目張りをしてくれ,開かずの窓になっていました。今年の学生たちは,このガムテープを綺麗に剥がして窓を開け,両面を拭き掃除してくれました。お陰で綺麗な青空を見ることができるようになりました。

終了後,全員でクリスマスのケーキを食べて,今年のゼミを締めくくりました。冬休み中も多くの課題を抱えていますが,先ずは良い年をお迎えください!

 

とことん楽しむプログラミング!に参加

札幌Swiftさんが主催し,CIEC北海道支部が共催の「とことん楽しむプログラミング!」(拡張デジタル教科書研究会)にゼミの学生共々参加してきました。札幌Swiftさんのフェースブックページを見て思い出しましたが,この写真は5年前に我が研究室の一回生たちがSwiftの講習会に参加した際の様子です(笑)。懐かしいですね。

会場は,札幌に出来たばかりの「さっぽろ創世スクエア」で,私も初めて訪問しました。

当日は,私たちのみならず,北翔大学の学生さんたちも参加されるなど,賑やかな顔ぶれとなりました。

そもそものきっかけは,2020年からスタートするプログラミング教育です。Swift PlaygroundsはPlaygroundsブックというテンプレートを用いることで,デジタル教科書形式のようにしてiPadでプログラミング学習が行えます。その可能性を考えようというものです。

当日は,主催者でありプロのプログラマでいらっしゃる,池田さんによるARを用いたPlaygroundsブックの紹介や,高橋さんによるプログラムの基本的な考え方などの講義に続き,ARを用いた多くの教材などの紹介など,以下のような盛りだくさんな内容でした。これまでにも,多くのプログラミング教育関連セミナーに参加してきましたが,それらの多くは現場の先生や研究者らによるものであり,開発者からの視点は,興味深い内容でした。

池田さんらは,年明けにも引き続き開催していただけるとのことで,是非参加したいと思います。

WWF Free Rivers:ARで、机上に山・川・海を再現し学習するアプリ
https://www.worldwildlife.org/…/explore-wwf-free-rivers-a-n…
https://itunes.apple.com/…/app/wwf-free-rivers/id1349935575…

MERGE CUBE:正六面体のキューブで、AR学習するアプリ
https://mergevr.com/cube

MaBeee:スマートフォンで、電池のオン・オフ(電圧の調整)を制御できるIoTガジェット
https://mabeee.mobi

Froggipedia:ARでカエルの生態・解剖を体験するアプリ
https://itunes.apple.com/jp/app/froggipedia/id1348306157…

ドローンワークショップ無事終了-小学校プログラミング教育に関する研修会

小学校プログラミング教育に関する研修会(北海道大学)で,主に学校の先生方を対象に,Swift Playgroundsを用いたドローン体験会を行いました。本研究室からは3年生4名と,4年生2名が参加しました。

これまで,私たちの研究室で行ってきた取り組みを実際に体験していただきました。今回は研究室の3年生を中心に対応してもらいましたが,これで4年生から様々なことを引き継いでくれたと思います。ワークショップですから,ただ,現地に物を運んで飛ばしておしまいというわけにはいきません。あれやこれやと工夫を凝らすことが重要です。いくつかの新たなアイデアも見られました。体験された多くの方が喜びの声を上げてくださり,成果を実感できましt。最後にはグループディスカッションもお願いするなど,今後の活動に必要な様々な知見を頂戴することができました。

学生たちも,ご参加いただいた多くの方がから声がけをいただきましたが,これを糧に卒業研究など次のステップに向けて頑張りましょう。まずはお疲れ様でした!

プログラミング教育の事例紹介検討会・ドローンプログラミング体験会:

ドローン初フライト

「IT25・50ライブビューイング・まちライブラリー@千歳タウンプラザ」開催

千歳科学技術大学(SNC可視化プロジェクト,曽我研究室など)では,「IT25・50」の趣旨に賛同し、千歳市内で「IT25・50ライブビューイング・まちライブラリー@千歳タウンプラザ」を実施いたします。

このライブビューでは,「パーソナルコンピュータ」の父と呼ばれ,今もお元気なアラン・ケイ氏の基調講演をロンドンから遠隔中継(字幕あり)を「まちライブラリー@千歳タウンプラザ」で行い,その知見を市民,学生の皆様やIT企業など多くの方と共有したいと考え,千歳科学技術大学・曽我研究室などの有志がSNC可視化プロジェクトの一環として提供するものです。
アラン・ケイは,当時彼が関わっていた多くのプロジェクトと現代のICT社会を見比べて(後述),思うところがあると聞き及びます。今回のインターネット中継の中でそうした思いを語ってくれるかもしれません。また,これからICT社会に飛び立つ若者諸君にもきっと参考になると思います。

IT25・50:
http://it2550.net

SNC:SNC特設サイト
https://snc.chitose.ac.jp

IT25・50ライブビューイング・まちライブラリー@千歳タウンプラザ:
インターネット商用化25周年&ダグラス・エンゲルバート「The Demo」50周年記念シンポジウム

アラン・ケイについて(曽我聡起):
1970年代にゼロックスのパロアルト研究所でマウスを用いたGUI(グラフィカルユーザインターフェース)やLANに対応したAltoの開発や,オブジェクト指向プログラミング環境であるSmalltalkなどを用いて,子供向けのワークショップを積極的に行うなど,日本でも間も無く始まる,プログラミング教育の先駆けとなるような活動も行なった(当時の子供たちによるアニメーションや音楽などがYoutubeで見ることができる)。パロアルト研究所でのAltoの様子を見たスティーブ・ジョブズらは,そのアイデアをApple社のLisaやMacintoshの参考にしたと言われている。こうした研究活動の中,アラン・ケイは暫定ダイナブックと呼ぶ端末環境をデモしていた。これは,現在のiPadなどタブレット端末にも似ている。その後アラン・ケイは1984年から1997年までApple社のフェローとなった。

開催日:
2018年12月10日(月曜)18時15分〜

会場:
まちライブラリー@千歳タウンプラザ
http://machi-library.org/where/detail/2437/

参加費:
無料

ライブビューイング・プログラム:
・18:00 受付開始
・18:15 事前レビュー「Pre パーソナルコンピュータ時代 〜あの頃」(曽我聡起,千歳科学技術大学教授)
・18:30 シンポジウム開始
・18:45 アラン・ケイ基調講演
・19:25 アラン・ケイを交えたディスカッション(東京三田主会場から中継)
・19:50 終了

音声について
ロンドンからの遠隔中継を東京三田主会場経由で、オリジナル(英語)と日本語同時通訳で行う予定です。

注意事項
・ライブビューイングは,YouTubeライブでの配信をプロジェクターで上映します。
・視聴品質は、インターネット回線の状況に影響を受けますことをあらかじめご了承ください。
・当日の予定などに関しまして,インターネットの回線状況などにより急遽変更になる場合があります。ご了承ください。

PCカンファレンス北海道2018でプレゼンテーションスキル賞

今年もPCカンファレンス北海道実行委員会,コンピュータ利用教育学会(CIEC)北海道支部による「PCカンファレンス北海道」(2018年11月3,4日, 北翔大学「北方圏学術情報センターPORTO」)が開催されました。今年は,両日ともに素晴らしい天気に恵まれました。

今年は本研究室から三名が発表を行いました。その中で,伊藤優さんの発表「小学校のプログラミング教育必修化における教育の手法に関する報告」がプレゼンテーションスキル賞を受賞いたしました。おめでとうございます。曽我研究室では初代学生らが同賞を受賞して以来となります(PCカンファレンス北海道2015(2015.11.14-15,北見工業大学))。研究室のすべての学生諸君は,これを励みに一層精進してください。

・受賞の様子(動画):

・PCカンファレンス北海道2018:プレゼンテーションスキル賞,コンピュータ利用教育学会(CIEC)

学生がPCカンファレンス北海道2018で賞を受賞しました:千歳科学技術大学

2018-19年度曽我ゼミ全員集合

2018年度の研究室配属が終了し,2018-2019年の曽我ゼミ生が集合しました。

ここ数週間は木曜日の合同ゼミを「まちライブラリ@千歳」で行なっていますが,今日は,週末に開催される「PCカンファレンス北海道2018」における直前発表練習でした。今年は,4年生2名に加えて3年生一人が発表します。D会議室のVRビューを以下に示します。

発表練習終了後,曽我ゼミ恒例の集合写真を全員で撮りました。もちろん,iPhoneを使いApple Watchでシャッターを切りました。さあ,いよいよ3年生を交えて,4年生は卒業研究最後の追い込みです。頑張れ!