「IT25・50ライブビューイング・まちライブラリー@千歳タウンプラザ」開催

千歳科学技術大学(SNC可視化プロジェクト,曽我研究室など)では,「IT25・50」の趣旨に賛同し、千歳市内で「IT25・50ライブビューイング・まちライブラリー@千歳タウンプラザ」を実施いたします。

このライブビューでは,「パーソナルコンピュータ」の父と呼ばれ,今もお元気なアラン・ケイ氏の基調講演をロンドンから遠隔中継(字幕あり)を「まちライブラリー@千歳タウンプラザ」で行い,その知見を市民,学生の皆様やIT企業など多くの方と共有したいと考え,千歳科学技術大学・曽我研究室などの有志がSNC可視化プロジェクトの一環として提供するものです。
アラン・ケイは,当時彼が関わっていた多くのプロジェクトと現代のICT社会を見比べて(後述),思うところがあると聞き及びます。今回のインターネット中継の中でそうした思いを語ってくれるかもしれません。また,これからICT社会に飛び立つ若者諸君にもきっと参考になると思います。

IT25・50:
http://it2550.net

SNC:SNC特設サイト
https://snc.chitose.ac.jp

IT25・50ライブビューイング・まちライブラリー@千歳タウンプラザ:
インターネット商用化25周年&ダグラス・エンゲルバート「The Demo」50周年記念シンポジウム

アラン・ケイについて(曽我聡起):
1970年代にゼロックスのパロアルト研究所でマウスを用いたGUI(グラフィカルユーザインターフェース)やLANに対応したAltoの開発や,オブジェクト指向プログラミング環境であるSmalltalkなどを用いて,子供向けのワークショップを積極的に行うなど,日本でも間も無く始まる,プログラミング教育の先駆けとなるような活動も行なった(当時の子供たちによるアニメーションや音楽などがYoutubeで見ることができる)。パロアルト研究所でのAltoの様子を見たスティーブ・ジョブズらは,そのアイデアをApple社のLisaやMacintoshの参考にしたと言われている。こうした研究活動の中,アラン・ケイは暫定ダイナブックと呼ぶ端末環境をデモしていた。これは,現在のiPadなどタブレット端末にも似ている。その後アラン・ケイは1984年から1997年までApple社のフェローとなった。

開催日:
2018年12月10日(月曜)18時15分〜

会場:
まちライブラリー@千歳タウンプラザ
http://machi-library.org/where/detail/2437/

参加費:
無料

ライブビューイング・プログラム:
・18:00 受付開始
・18:15 事前レビュー「Pre パーソナルコンピュータ時代 〜あの頃」(曽我聡起,千歳科学技術大学教授)
・18:30 シンポジウム開始
・18:45 アラン・ケイ基調講演
・19:25 アラン・ケイを交えたディスカッション(東京三田主会場から中継)
・19:50 終了

音声について
ロンドンからの遠隔中継を東京三田主会場経由で、オリジナル(英語)と日本語同時通訳で行う予定です。

注意事項
・ライブビューイングは,YouTubeライブでの配信をプロジェクターで上映します。
・視聴品質は、インターネット回線の状況に影響を受けますことをあらかじめご了承ください。
・当日の予定などに関しまして,インターネットの回線状況などにより急遽変更になる場合があります。ご了承ください。