観光ICTセミナー無事終了

3日間にわたって行なわれた観光ICTセミナーも無事終了しました。3日目は各人が作り上げたFileMakerアプリをiPhone/iPod touch上でプレゼンテーションを行ないました。今回初めてFileMakerに触れた方も多かったのですが,皆さん立派なアプリをお作りになられていらっしやいました。

私のゼミから参加した3年生も素晴らしいアプローチ(ここが重要!)でアプリをまとめ,プレゼンテーションをしてくれました。このアプローチができれば卒業研究は心配ありません!4年生を前に素晴らしい体験ができましたね。

 

皆さんお疲れ様でした!

観光ICTセミナー2日目

札幌国際大学で開催中の観光ICTセミナーも2日目です。

参加者の皆さんもそれぞれにFileMakerを用いたモバイルアプリによる観光問題の解決に取り組まれています。明日はいよいよ最終日です。最後はそれぞれの成果発表を予定しています。楽しみです!

観光ICTセミナー2017 – 創ろう・使おう・モバイルアプリ –

札幌国際大学で開催された「観光ICTセミナー2017 – 創ろう・使おう・モバイルアプリ -」に研究室の3年生が参加しました。

今日から3日間のセミナーで、FileMakerの基本を学んだ後、観光の問題をディスカッションし、それらを解決するアプリを作ります。さて、どのようなものが出来上がるのか楽しみです。

ファイルと分離したソリューションを作る

この例では,外部ファイルと連携だけ行い,自身のファイルにはテーブルやフィールドを持たないソリューションの作り方を示します。こうしたソリューションはメンテナンスが発生する際に,全てを入れ替えをしたくない場合など,上手に作れば一部機能は稼働したままシステムのバージョンアップなどの際に便利です。また,インターフェース部分をこの方法で作っておけば,インターフェースの変更の際などトラブルを防ぐことにもなります。

  1. 新規ソリューション作成:
    ここでは名称をSeparateFileSampleとする。
  2. 外部ファイルとリレーションを結ぶ:
    事前に完成しておいたclassファイルとリレーションする。
    ファイル>管理>データベース…からリレーションタブを選ぶ。
    データソースタブから「FileMakerデータソースの追加…」を選び,classファイルを開く。名前は何でも構わないがここでは「学級名」とした。グラフに学級名が配置されたことを確認したら「OK」ボタンを選ぶ※1。 スクリーンショット 2016-10-04 14.47.56スクリーンショット 2016-10-04 14.48.35
  3. 新規レイアウト作成:
    レイアウトメニューから新規レイアウト/レポート…を選ぶ。ここで,レコードを表示で「学級名」に変更しておく。ここはかなり重要。特に,この後で不要なレイアウトを削除したり,該当テーブルが見つからないなどのトラブルはこの操作を失念したことによる場合が多い。レイアウト名は「学級一覧」としておく。適当なデバイス,レイアウトを選ぶ。ここではタッチデバイス,iPad,リスト,横向きとした。指定完了後「完了」ボタンを選ぶ。スクリーンショット 2016-10-04 14.50.04フィールドピッカーの現在のテーブルが「学級名」になっていることを確認する。レイアウトに必要なフィールドを配置する。適当なレイアウトテーマを選ぶ。レイアウトの終了を選び,classデータの内容が正しく表示されることを確認する。スクリーンショット 2016-10-04 14.51.33
  4. 不要なリレーションシップ,テーブル,レイアウトを削除:
    ファイル>管理>データベース…からリレーションタブを選ぶ。SeparateFileSampleリレーションを削除する。テーブルタブに切り替えてSeparateFileSampleテーブルを削除する。スクリーンショット 2016-10-04 14.52.51ファイル>管理>レイアウト…からSeparateFileSampleレイアウトを選び,削除する。レイアウトの管理ウィンドウを閉じる。スクリーンショット 2016-10-04 14.53.32

※1:外部ファイルの定義
外部ファイルの定義はファイル>管理>外部データソース…から指定することもできる。指定後リレーションの設定などを行う。