OS X Serverのスループット

学生研究室のiMacを使ったOS X Serverですが,先日の作業で数ギガバイトのファイルを全てのクライアントでダウンロードする機会がありました。その際のスループットはご覧のような感じです。なお,先にもお書きしたように学生研究室の環境は基本的にはWi-Fiです。この時は古いAirMac Etremeを使っていましたが,今回新しいルーターに変えたので,機会があれば同じようにスループットを見てみたいと思います。

追記:

その後追記が必要になりました。

このスループット画面は無線ルーターであるAirMac Extremeが旧式のものであり,周波数が5GHzではなかったと思います。その後,研究室は新型のAirMac Extremeに交換して周波数も5GHzでアクセスするようになりました。何れ,改めて統計情報をみてみます。

学生研究室のOS X Serverのスループットはこんなものです。無線を使っている割には良い感じに見えます。
学生研究室のOS X Serverのスループットはこんなものです。無線を使っている割には良い感じに見えます。

sogaLabの整備状況

とにかく急いで曽我研究室(研究棟,E106室)の整備をしなければなりません。10月12日現在,3年生は講座配属の作業に取りかかりました。本学ではWebから希望する研究室をポチットするだけです(笑)。とはいえ,教員から3年生全員を前に研究室に関するプレゼンテーションを行い,その後各研究室を訪問して詳細について情報収集します。基本的には研究室に来ない学生さんが配属を認められる事はありません。中には学生研究室を見せて下さい,という学生さんもおられることからも,学生研究室を整備する必要があるわけです。また,本学科では3年生を対象にした「システムデザインプロジェクト」という科目があります。今学期の「システムデザインプロジェクトD」で私の担当はiBooks Authorを使うグループがあるため(残りはFileMakerを使います),どうしても研究室のMacを動かす必要があります。

私は今年度からこちらの大学でお世話になっているため,文字通りゼロから研究室を整備する必要があります。先ずは学生さんが使う環境を整える必要があります。今のところ10台ぐらいのiMacなどをお借りして並べました。その上で,これらMacの管理・運用を行うためにOS X Serverを導入しました。これにより,sogaLabを使う学生さんのアカウント管理と開発環境とリソースのバックアップが行われます。

sogaLabのコンセプトがの一つがペーパーレス,ワイアレスなのですが,従来からこの部屋にあった一世代前のAirMac Extremeの機嫌が悪いため,最新型のAirMac Extremeを準備しました。もっとも,こちらの部屋のかつてのネットワーク構成(設定)が今ひとつはっきししなかったため,設置をお願いした三玄舎さんと首っ引きで悩みましたが,今のところなんとか稼働しているようです。

クライアントマシンにはXcodeiAd Producerなどもインストールしましたが,何れAppleに開発者登録をすることになると思います。幸い,学生さん/大学向けの開発者プログラムがあるのでそれを使う予定です。それにしても,AppleがXcodeやiBooks Authorなどを無料アプリとして配布してくれているのは大変ありがたいです。今のところクライアントに関しては殆ど無償アプリだけで環境が構築されていきます。OS X Serverは購入しましたが,それとて僅か2,000円です。Macは高いという固定観念は捨てるべきでしょう。

さて,いつになったら本格稼働する事か…(笑)。

iMacにOS X Serverをインストールした。取り急ぎ,Thunderbolt接続したRAID1ハードディスクをTime Machineに設定してクライアントのバックアップとする。
iMacにOS X Serverをインストールした。取り急ぎ,Thunderbolt接続したRAID1ハードディスクをTime Machineに設定してクライアントのバックアップとする。
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「システムデザインプロジェクトD」でiBooks Authorを使っている学生さんたち。ちょっと,デジタル書籍出版会社っぽいでしょ?(笑)
学生研究室のiMacのマウスやキーボードは3年生のボランティア活動で奇麗にしてもらった。本当に感謝しています。
学生研究室のiMacのマウスやキーボードは3年生のボランティア活動で奇麗にしてもらった。本当に感謝しています。