素晴らしかった天神バス停の空間デザイン

蜻蛉返りではありましたが、九州大学伊都キャンパスで開かれた学会に、久しぶりにリアル参加して発表してきました。宿泊したのは博多天神周辺で、バスによる移動でした。この際、天神バス停の空間デザインの素晴らしさに驚きました。ちなみに、天神に行ったのも数十年ぶりで、ほぼ初めて行ったも同様でした。
移動に際しては、アップル純正のマップアプリを使いました。公共交通機関による移動を選択すると、近くの停留所である2Bに行き、伊都キャンパス行きのKに乗るようにとの指示でした。天神のバス停はご覧のように、間隔を開けて数多くのバスが利用しています。しかし、統一された旗が歩道に並んでいるので、かなり離れた位置からも停留所番号(2Bなど)を確認できます。停留所に近づくと反対側に行き先の旗があり、自分の利用するバス路線(Kなど)を確認できます。さらに、足元には行き先に応じて並ぶための黄色の線やバスの現在地などもデジタルサイネージで知らせてくれます。
この空間デザインを実現するためには、天神のこちらのエリアを設計する段階から盛り込まないと、実現は困難だったのではないかと思います。とはいえ、どの土地でもローカル線のバス利用というのは意外に個性があり、他の土地から来たものには利用しにくい場合がありますが、天神の例は様々なヒントを与えてくれるのではないでしょうか。ちなみに、私の研究室の学生には、施設の区分け利用に関するヒントがある、としてゼミの学生に解説しました。